8兆円赤字、マイナス5.20%でも過度に反応しない GPIFの長期戦略基礎知識①【RIA JAPAN 】

安東隆司

安東隆司

テーマ:所長解説のおカネ学♫

GPIFの2019年度運用はリターン(収益率)としては、マイナス5.20%、
収益額は8兆2831億円の赤字でした。
しかし、センセーショナルな報道に過度に反応していないでしょうか?
GPIFの運用は長期的に安定した運用であることを知って欲しいと思います。

GPIFの2019年度 ▼5.20%、▼8.28兆円

GPIFは公的年金を運用、管理する「年金積立金管理運用独立行政法人」です。
 コロナショックで株価が下落し、大きなマイナスという結果でした。
 こんなにマイナスになるならば、運用したい方が良い との意見もあるでしょう。しかし、センセーショナルな報道を過度に反応する前に、現状を知って欲しいと思います。

過去19年間では、2.58%のプラス運用、+57.53兆円

 2019年度(2019/4月~2020/03月)はマイナス8兆円、マイナス5%でした。
 リスクを取って投資をすることで、初めて相応のリターンが得られるのです。
GPIF202007まとめ1
 しかし、2001年度から2019年度までの過去19年間累積では
 リターン   +2.58%
 累積収益額  +57兆5377億円 になっているのです。
 2019年度が悪かったからといって、GPIFの運用に成果が無いわけではないのです。結果として、運用残高は150兆円にもなっているのです。
批判的なセンセーショナルな記事を鵜吞みにせず、事実を認識してから判断をしてほしいと思います。

『分散投資しても、運用は 必ずプラスになるわけではない。 ならばどうする?』

・投資に「絶対」はありえない
・分散投資しても約3割の年はマイナスリターンになる
・10年間運用すると、過去のリターンはほとんどプラスに
などを解説しております。
詳細は下記リンクより閲覧が可能です。
[[分散投資しても、運用は 必ずプラスになるわけではない。 ]

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安東隆司
専門家

安東隆司(投資顧問)

おカネ学株式会社 Reliable Investment Advisors Japan Co.,Ltd(英文名称 略称 RIA JAPAN)

富裕層の資産の管理や運用、承継などを行う。売買手数料0などお客様と利益相反の少ないサービスを追求。また、海外ETFを中心とした資産形成の知識・経験が豊富。テーラーメードの投資助言を大切にしている。

安東隆司プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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