非課税枠を最大限使うウラ技 NISAの枠は上限800万円ではない
2014年あたりから日本ではインデックス運用に切り替える投資家が増えてきました。
弊社代表の安東は2009年の9月から2010年3月までの社団法人企業法人会「知っておくと得するパーソナル・ファイナンス」の連載でこの重要性について言及してきました。
私たちがお伝えしたいメッセージは長年変わりません。
そこで2009年12月執筆、2010年3月掲載の「知っておくと得するパーソナル・ファイナンス」最終回の内容をお届けいたします。
執筆自体は約10年前ですが、現在となっては当時より圧倒的に注目されている内容だと感じております。
7日目の本日は「注目されるETF、年金基金やハーバード大学も」について解説いたします。
注目されるETF、年金基金やハーバード大学も
ETFの特徴である、低コスト、高い流動性、高い透明性は様々な投資家に評価をされています。
米国の大手の年金がアクティブ運用からETFに資金を移したケースがありました。
*急成長のETF業界 バロンズ拾い読み(2009.10.19)P7
ハーバード大学の寄付基金を管理するハーバード・マネジメントが2009年4-6月期に台湾インデックスのETFを6,900万ドル購入しました。また同社のETF投資銘柄も公表され、ある新興国向けETFを同社が3億1,300万ドル保有しているとのことでした
*Bloomberg ハーバード大学:4-6月期の米上場株保有額がほぼ倍増―ETF購入(2009.08.14)
全世界でETFを保有している機関投資家の数は実に2,000近くとの推計もあります
*BlackRock ホームページ、機関投資家のETF活用情報 Morgan Stanleyより。
そんなETF、指数に投資するということは以前解説しましたが、その対象は一体どんなものがあるのでしょうか。
次回は「ETFの投資対象」について解説します。
また、「知っておくと得するパーソナル・ファイナンス」最終回の全文は
知っておくと得するパーソナル・ファイナンス第6回
から閲覧が可能です。
そして今回の内容の他にも知っておくとトクする内容を盛り込んだ弊社代表執筆の書籍が発売されております。
独立系だからできるiDeCoの信託報酬ランキングなど、ホンネが凝縮された1冊となっておりますので是非お手に取ってご覧ください。
安東隆司 著書に『個人型確定拠出年金iDeCo プロの運用教えてあげる!』等がある。