投信の手数料打ち切りも 米国投資家に学ぶべきコト
2019年4月2日~3日 帝国ホテルにて開催された第11回ETFコンファレンス
その内4月2日に開催された下記パネルディスカッションにて弊社代表の安東隆司が登壇いたしました。
今回は公開されたパネルディスカッションの様子と弊社代表の安東隆司が語ったコメントの要旨を公開します。
国内におけるIFA、RIAアドバイザーの役割
モデレーター: 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 伊藤宏一氏、パネリスト: RIA JAPAN おカネ学(株) 安東隆司、(株)SBI証券 金井昌樹氏、(株)GAIA中桐啓貴氏
パネルディスカッションの様子は下記リンクより閲覧が可能です。
国内におけるIFA、RIAアドバイザーの役割(S&P公式サイト)
<自己紹介>
8:25 ~9:57
金融業界30年
日本のメガバンク17年 米国系証券 欧州系信託銀行で7年プライベートバンキング
プライベートバンカー歴 勤務25年のうち17年がPB業務
2007年から海外ETFを使ったポートフォリオ運用に携わっている
コストが安い分 リターンが上がっていく
「ETFに魅せられちゃった人」です
2015年から RIA JAPANおカネ学(株)を経営 金融経済教育を広めたい
海外ETFを使ったポートフォリオ運用 の投資助言業者
日経CNBCで「海外ETF活用術」を担当させていただいている
<高齢者について>
21:48 ~23:29
立教セカンドステージ大学で「シニアの資産運用と生活設計」を担当している
残念ながら金融経済教育を受けたことがない
資産運用をどうやったら良いのかという人がほとんど
日本のメガバンク 相続が3日に1回発生していた
2-3年に1回転勤する銀行員に相続の相談は無理では? PBを提案
高齢者 転勤がない形でサポートする
相続・事業承継 税務も必要 専門家を揃えたチームでの対応が必要
若年層 iDeCo NISA つみたて NISAが近道では
<アドバイザーについて>
33:48 ~39:45
コストの話 運用する時のコストの問題 トータルコストでは25%
乗換え禁止ながら、販売時手数料はゼロでも信託報酬が高ければコスト高
ファンドラップの管理料+ファンドの信託報酬 30%
海外ETF 信託報酬 0.03% 金融庁
アクティブを乗り換えてインデックス型に移るケース
コストの安いETFを勧めてくれるアドバイザーがなかなかいない
金融機関系列でない、
キックバックを受けとるブローカーではない「アドバイザー」
残高対応方式 「フィーベース ビジネス」 利益相反が少ない
ブローカー 5%取ると 顧客資産は100から5を引いた 95
ブローカーは喜ぶ
お客様の資産が増えると
世界ではコミッション 売ったり買ったりビジネスからフィーベースのビジネスに代わっている
コミッションの受け取りをきっちり説明しているとは言えない面がある
外貨保険料 外債スプレッド 為替の手数料などはきちんと説明していないのでは?
<RIAの規制・管理体制>
41:09 ~42:53
内閣総理大臣登録 金融商品取引業 銀行、証券と同じレベルが求められる
広告「投資顧問契約の勧誘をすることがあります」と開示をしなければならない
顧客適合性 営業の記録 マンパワー的に大変な面がある
<RIAをやっていてよかったこと>
48:54 ~49:52
ノルマのために仕事をしなくて良い
お客様から感謝をされること
手数料がオープン 裏でキックバックを貰うことがない
お客様から信頼される
海外ETFで生活費を運用で賄っている方もいらっしゃる
RIA JAPANは引き続き「RIA」の認知度向上、そして顧客本位を常に追求し続け、
多くの方に金融経済との向き合う力である金融リテラシーを向上させるべく努めて参ります。
セミナーのお問い合わせは下記プロフィールよりメールにてお願いいたします。
安東隆司 著書に『個人型確定拠出年金iDeCo プロの運用教えてあげる!』等がある。