投信の手数料打ち切りも 米国投資家に学ぶべきコト
確定申告で考える、「トクするおカネ学」 控除利用でお得に
2月から確定申告手続きが始まります。
申告書には、税金でトクするヒントが山盛りです。
まずは「所得から差し引かれる金額」をフル活用してみてはいかがでしょうか。
今回は確定申告で考える、「トクするおカネ学」として3日間にわたりみなさんへ解説します。
寄附金控除
ふるさと納税の利用者が増加し続けています。所得などによって
寄附金の上限額が異なりますが、寄附金-2千円が控除(差し引き)でき、
所得が少なくなり、所得税等が安くなるからです。
そして返礼品(約3割相当まで)が受け取れるという楽しみもあります。
では、いくつかのパターンを仮定し、総務省のふるさと納税ポータルサイトを基に寄付金の年間上限額、そして税メリットをシミュレーションしてみましょう。
ふるさと納税 年間上限額の目安
年収400万円・独身
年間上限額は4万2千円、税控除額は4万円
年収600万円・夫婦
年間上限額は6万9千円、税控除額は6万7千円
年収1000万円・夫婦+高校生
年間上限額は15万7千円、税控除額は15万5千円となっております。
※ふるさと納税以外に様々な控除があるケースなど、皆さまそれぞれ年間上限額が変動します。是非あなたの条件に併せてシミュレーションいただければと思います。
詳細は下記リンクを参照ください。
総務省 ふるさと納税ポータルサイト ふるさと納税のしくみ 税金の控除について
安東隆司 著書に『個人型確定拠出年金iDeCo プロの運用教えてあげる!』等がある。