金価格高騰の背景と要因(2025年5月)
2026年5月8日(金)米雇用統計の日
データ出典
- 国内:kinkaimasu.jp/daily/?select_year=2026&select_month=05(リファスタ公式)
- 海外:jp.tradingeconomics.com(金・ドル円・米10年債、5/7夜時点)
マーケット概況
| 項目 | 数値 | 騰落/変化 |
|---|---|---|
| 金 | $4,709.0 | +17.5 / +0.37% |
| ドル円 | 156.73円 | +0.34 / +0.22% |
| 米10年債 | 4.397% | +0.046 |
- 金:木曜4,700ドル超え、前回からの上昇延長
- ドル円:木曜156円取引、前夜1%上昇後、東京介入観測
- 片山さつき財務相が投機的取引に断固たる措置を警告、GW期間中当局警戒
- 円は4月30日に一時3%急騰したが持続的政策フォロー欠如で後退
- 米イラン合意期待でドル弱まり安全資産需要減少が円支えた
- 米10年債:木曜4.32%に下落、約2週間ぶりの最低水準
- 原油価格下落でインフレ圧力緩和、よりタカ派的金融政策期待減退
- 明日発表の米雇用報告に注目
- 9月か10月25bp利下げ確率約20%
今日は「米雇用統計デー」
おはようございます。GW明け2日目、そして本日 21:30(日本時間)に 米4月雇用統計 が発表されます。
今週、いえ今月最大のイベント。今日のリファスタ朝の動きと、夜の結果に向けた構え方を整理します。
4/28から今夜までの3指標(5/7夜時点)
円建て換算:1.0255 × 0.9817 ≒ 1.0068(+0.68%)
円建て金はGW中の海外動向を反映すると、わずかにプラス圏。
マーケット背景
昨日5/7から今夜にかけて、相場の主役は引き続き「米イラン交渉」。
- パキスタン仲介で米国がイランへ「1ページの覚書」を送付
- ホルムズ海峡の段階的再開を可能にする提案で、テヘランは数日以内に回答見込み
- 原油急落 インフレ懸念後退 米10年債4.32%まで一時下落(2週間ぶり安値)
- シカゴ連銀グールズビー総裁:インフレは2%目標へ向かわず、戦争勃発以来むしろ加速と警告
- 為替:片山さつき財務相が投機的取引に断固たる措置と警告、GW中に当局が高警戒態勢に
- 緊張緩和で原油・ドル安・金利低下=金には追い風とインフレ警戒=タカ派姿勢継続=金には逆風が拮抗している局面
今日5/8(金)K24価格予想
朝〜午前のスタートライン目安:25,700〜26,000円/g
(4/27の通常時最終水準25,651円 ×1.0068 ≒ 25,825円)
国内公表価格ベースでは 26,300円台前半が目安(×0.97997で逆算)。
雇用統計(21:30)後の3シナリオ
| 状況 | 内容 | 市場の反応 |
|---|---|---|
| 予想通り(+6.5万人) | 中立的な動き | レンジ内での推移 |
| 上振れ(強気) | 金利上昇・ドル高 | 金には一時下落圧力 |
| 下振れ(弱気) | 金利低下・ドル安 | 金には大幅上昇期待 |
注意点
- ADP雇用統計は前日に堅調維持を示しており市場はやや強めを警戒中
- ただし2月-9.2万人、3月+17.8万人と振れ幅が大きく今回もサプライズが出やすい
- 失業率の0.1ptの違いで反応の方向が変わる可能性
- 発表直後は乱高下、本当の方向感が出るのは月曜以降になることが多い
売却・保持の判断
雇用統計は短期的なノイズが強く、結果を見てから慌てて動くのは推奨しません。
- 保持派:今日朝〜午前中に動かない判断。来週月曜以降の落ち着きを待つ。
- 売却派:今日朝〜午前のうちに動かすか、結果後の月曜午前に判断。
- 分割派:今日朝に半分売却、月曜以降に残り半分。最もリスク分散できる。
ダイヤモンド市場(Rapaport 5/6)
- 小粒メレ需要が回復基調、婚約指輪・ファッションリングの底支え
- 合成ダイヤの透明性訴求で、天然ダイヤとの差別化が再び鮮明に
- 1ct以上のハイエンド競売は活況、強気な落札価格
- GW中にご家庭で見つかったジュエリー、鑑定書・付属品をご持参いただくと評価がスムーズです
杉CEOの一言
おはようございます。GW明け2日目、そして雇用統計デーですね。
GW中の海外マーケットを4月28日起点で見ると、ドル建て金は+2.55%上昇、ドル円は1.83%の円高、米10年債はほぼ横ばい。掛け合わせると円建て金はわずかにプラス、本日のK24スタートラインは25,700〜26,000円あたりが落としどころです。
ただし今夜21時30分の雇用統計次第で、来週月曜の朝の景色は大きく変わります。
予想は前回+17.8万人から大幅減速の+6.5万人。強くてもサプライズ、弱くてもサプライズになりやすい数字です。
「今日午前に動かす」「結果を待って月曜に判断する」「半分今日、半分月曜以降」
ご自身のスタイルに合わせて選んでいただければと思います。
個人的には分割売却が、こういう日には一番フェアな選択だと思います。
毎朝4時にお届けするこのレポートが、皆さんの一日の判断材料となれば幸いです。今日も良い一日を。


