思い込みが部屋を狭くする? リビング編

秋山富美子

秋山富美子

テーマ:インテリアと暮らし

住宅展示場やマンションのモデルルーム。
まさに暮らしの理想が描かれている空間です。
素敵ですよね。その空間にはダイニングテーブルにソファ、
・・・リビングテーブルにTVボードがまるでセットのように置かれています。
また最近ではリモートワークのスペースも…。

お引越しや住宅を購入されると、
これらのものをセットで置きたいという方々が非常に多いのです。
(置くのが当たり前だという思い込み。)
果たして・・・
それらが本当にすべてご自分の住まいに必要なのでしょうか?
それに反してお部屋を広く使いたいという要望も。

それらをすべて置けるお宅もありますが、
比較的無理に置かれているお宅もあります。
本当にそれらを置く必要があるのでしょうか?
置くのが当たり前に思っていませんか?​

そこでご提案しているのが『どれか一つをやめてみる』です。
ライフスタイルの変化や住宅事情の変化にもよりますが…
案外自分たちの暮らしには無くても済む場合がほとんど。
『無くしてみたらお部屋を広く使えるようになった!』と実感します。
特に小さいお子さんのいるご家庭にはおすすめです。





また、『人が来た時にどうすれば良いですか?』
というご質問も良くあります。
その場合は年にどれくらいの来客があるでしょうか?
頻繁にくる場合もありますし、
年数回の場合もあります。
友人が来る機会が多いのか、
家族と居る機会が多いのかで対応は違いますが、
たまに来る人の事を考えるより、
毎日過ごす自分たちの事を優先に考えてはどうでしょうか?
毎日過ごす空間が広々と気持ちよい空間の方が良いですよね。

もし人が来た場合は、
例えば…椅子が足りない場合はデスク用のイスで代用するとか、
スツールを鉢植えの台にして、
人が来た時にそれを使ったり、
床に座る場合は多少増えても何とか座れたりするので、
何とかなる場合がほとんどです。
お話しを聞く限りでは案外困ることは無いようです。
むしろ来ていただいた人にも広々と気持ちよいい空間の方が
嬉しいと感じて頂けます。


HPでも紹介しています⇒ https://www.ouchidesign.net/16159636579260

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秋山富美子
専門家

秋山富美子(インテリアコーディネーター)

おうちデザイン研究所

お客様からたくさん話を聞きイメージやアイディアを形にすることで暮らしやすいインテリアに、収納家具は使いやすく馴染みます。「自分では選ばない壁紙や色の組み合わせに驚き!」などのお声をいただく。

秋山富美子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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