チック症の中国伝統医学による治療法

岡部哲郎

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テーマ:トウレット症候群の中国伝統医学による治療法

まばたきする、顔をしかめる、急に頭をふるなど、何らかの動きをすること(運動チック)や音を発することに対して抗いがたい衝動が生じ(音声チック)、その行為は意図せずに(不随意に)起こります。トゥレット症候群は運動チックと音声チックの両方が1年以上みられる場合です。トゥレット症候群はチック症の中でも最も重度のものです。 多彩な症状を起こしたトゥレット症候群の小学生の男子が来院した。中国伝統医学(○○湯で治療する、いわゆる日本の漢方ではない)により五臓六腑の病態を診断した。 この子は神経系の異常と呼吸器系の異常及び消化機能の低下が認められた。 神経系の易刺激性を抑制する生薬群と呼吸器系の異常興奮を鎮静化する生薬群、及び消化機能を強化する生薬群を組み合わせて28種から成る生薬処方を作成した。
一年間の生薬治療でほとんど全ての症状が消失した。 この症例のようにトゥレット症候群は単に脳の発達異常ではなく症状を呈する各臓器の異常が組み合わさり起きている全身の疾患である。 従って、症状の起きているすべての臓器に対する治療が必要であった。

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岡部哲郎
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岡部哲郎(医師)

岡部漢方内科

先端医療の研究者・医師としての経験と中国伝統医学への知見を併せ持ち、難治性疾患や原因不明の症状の背景を探る多角的な視点と、一人一人に向き合う姿勢で統合医療に取り組んでいます。

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