金相場価格デイリーコメント週間まとめ(12/23〜12/27)
ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。
今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。
金相場価格・今週(9/14〜9/18)のデイリーコメント
■9月18日(金) 9:00
金価格 23,699 円(前日比 +387円)※1g
2026年9月17日(木)のNY金先物は続伸となりました。前日のFOMCでFRBが約3年ぶりの利上げに踏み切り、年内の追加利上げも示唆しましたが、この日は米長期金利が低下し、ドルも前日の急伸から弱含みました。金利の付かない金への圧力が和らいだことで買い戻しが広がり、金相場は前日の安値圏から持ち直しました。原油価格も、サウジアラビアによる追加供給を巡る報道から下落し、中東の供給不安がやや後退。エネルギー価格を通じたインフレ警戒が和らいだことも金相場を支えました。外国為替市場では、追加利上げが予想される18日(金)の日銀金融政策決定会合を前に、円買いの動きもみられています。FRBが追加利上げの可能性を残したにもかかわらずドル建て金価格が続伸しており、政策そのものよりも米金利・ドル・原油の低下への反応が優勢となりました。前日のFOMC後に強まった金売りが巻き戻された格好です。
■9月17日(木) 9:00
金価格 23,312 円(前日比 +140円)※1g
2026年9月16日(水)のNY金先物は反発となりました。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に原油価格が反落し、ドルも弱含んだことから、ドル建て金には買い戻しが入りました。その後、FRBは政策金利を0.25ポイント引き上げ、3.75~4.00%とすることを全会一致で決定。約3年ぶりの利上げとなりました。あわせて公表された金利見通しでは、政策担当者18人のうち16人が年内に少なくともあと1回の利上げを見込んでおり、金融引き締めが続くとの見方が強まりました。ウォーシュFRB議長も物価安定を重視する姿勢を改めて示しています。FOMC後はドルが上昇し、ドル円も156円台前半まで円安・ドル高が進行。年内の追加利上げの可能性も残されるなか、トランプ米大統領はFRBに利下げを求めており、金融政策を巡る政権とFRBの温度差も意識されています。
■9月16日(水) 9:00
金価格 23,172 円(前日比 +61円)※1g
2026年9月15日(火)のNY金先物は続落となりました。FOMCでの0.25ポイントの利上げがほぼ織り込まれるなか、政策発表を翌日に控えて金相場は方向感を欠きました。米10年国債利回りは2007年以来の高水準まで上昇し、ドルも主要通貨に対して底堅く推移。金利の付かない金には引き続き売り圧力がかかりました。中東ではサウジアラビアの原油積み出し停止など供給面への懸念が強まり、原油価格は一段高となりましたが、地政学リスクを背景とした金買いは限定的。外国為替市場では日銀金融政策決定会合を前に、ドル円も神経質な値動きとなっています。FOMCを翌日に控えて積極的な売買が手控えられるなか、米長期金利の高止まりとドルの底堅さが金相場の戻りを抑えました。地政学リスクよりも、金融政策と金利動向への警戒が値動きに強く反映されています。
■9月15日(火) 9:00
金価格 23,111 円(前日比 -131円)※1g
2026年9月14日(月)のNY金先物は反落となりました。中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が再び大きく値を上げ、インフレへの警戒感が高まりました。前週の米物価指標も物価上昇圧力の根強さを示しており、16日(水)のFOMCでは、米連邦準備制度理事会(FRB)が約3年2カ月ぶりに利上げに踏み切るとの見方が一段と強まっています。米10年国債利回りは一時5%を突破し、約3年ぶりの高水準まで上昇。原油高や金融引き締めへの警戒に加え、米国の財政状況を巡る懸念も債券売りを促し、金利の付かない金には売りが広がりました。17日(木)~18日(金)には日銀金融政策決定会合も予定され、日米双方の金融政策が注目されています。米国政府への財政不安も金利上昇を後押しし、金にとって金利面からの逆風が目立った一日です。
■9月14日(月) 9:00
金価格 23,242 円(前日比 -17円)※1g
2026年9月11日(金)のNY金先物は反発となりました。8月の米消費者物価指数(CPI)は物価上昇圧力の根強さを示す内容となり、翌週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25ポイントの利上げに踏み切るとの見方が一段と強まりました。米長期金利は高水準で推移したものの、前日に大きく売られた反動から金には押し目買いが入り、下げ止まりを探る動きが優勢に。原油価格が前日までの急騰から反落したことも、インフレ懸念をやや和らげています。今週は15日(火)~16日(水)にFOMC、17日(木)~18日(金)に日銀金融政策決定会合が予定されています。日本では政策金利を1.25%へ引き上げるとの見方が有力となり、市場での織り込みが進んでいます。外国為替市場では日銀の金融引き締め観測を背景に円が買われ、ドル円は153円台後半で推移しました。日米双方で利上げの可能性が意識されるなか、金相場では政策決定を前に持ち高を調整する売り買いが交錯しています。
【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のマーケットコメントを提供
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