金相場価格デイリーコメント週間まとめ(7/21〜7/25)
ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。
今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。
金相場価格・今週(7/20〜7/24)のデイリーコメント
■7月24日(金) 9:00
金価格 23,205 円(前日比 -362円)※1g
2026年7月23日(木)のNY金先物は反落となりました。前日に約2週間ぶりの高値をつけた反動に加え、中東情勢の悪化を背景に原油価格が急騰し、インフレ再燃への警戒から米国の利上げ観測が強まりました。米新規失業保険申請件数が市場予想を下回り、雇用の底堅さが示されたことも米国債利回りとドルの上昇につながり、金利の付かない金には売りが広がりました。外国為替市場では、原油高と日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが加速し、ドル円は一時163円99銭まで上昇。約40年ぶりの円安水準を更新。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、中東情勢と原油価格が利上げ判断にどの程度影響するかが焦点です。
■7月23日(木) 9:00
金価格 23,567 円(前日比 +202円)※1g
2026年7月22日(水)のNY金先物は続伸となりました。外国為替市場でドルが下落し、ドル建てで取引される金の割高感が和らいだことから、買いが優勢となりました。金相場が短期的な下落基調を上抜けたことで、テクニカル面を意識した買いや、売り持ちを解消する動きも相場を押し上げています。4,000ドル割れを防ぐ形で切り返し、約2週間ぶりの高値をつけています。中東の緊張が続くなか、安全資産として金を選好する動きもみられました。この日は原油価格も大幅に上昇しましたが、金相場ではインフレ懸念よりもドル安や買い戻しの動きが勝る展開となりました。ドル円は介入警戒感が高まるなか、163円近辺の歴史的な円安水準で推移しており、円建ての国内金価格の下値を支える構図です。ドル建て金価格の足元の上昇が一時的な買い戻しにとどまらず、持続的な反発につながるかが注目されます。
■7月22日(水) 9:00
金価格 23,365 円(前日比 +529円)※1g
2026年7月21日(火)のNY金先物は反発となりました。米国とイランの対立を巡り、仲介国から10日間の停戦案が提示されたと伝わったことで、停戦が実現すれば原油高を通じたインフレ懸念が和らぐとの期待が浮上。前日までの下落を受けた買い戻しやテクニカルな買いも入り、金相場を押し上げました。ただ、原油価格は依然として高値圏にあり、米金利の高止まり観測が上値を抑える状況は続いています。外国為替市場では、中東情勢への警戒からドル買いが強まり、ドル円は一時163円台まで上昇。1986年12月以来、約40年ぶりの円安水準をつけました。歴史的な円安は国内金価格の下支え要因となるものの、政府・日銀による為替介入への警戒も強まっています。今後は停戦協議の行方や原油価格に加え、円相場の急変にも注意が必要です。
■7月21日(火) 9:00
金価格 22,836 円(前日比 +202円)※1g
2026年7月20日(月)のNY金先物は小幅な反落となりました。前週発表された米国の物価指標は市場予想を下回ったものの、中東情勢を背景とした原油高が続き、インフレ再燃への警戒は後退していない状況です。加えて、クリーブランド連銀のハマック総裁が利上げの可能性に言及したことで、市場が織り込む12月までの利上げ確率は上昇し、金利の付かない金の上値を抑えました。外国為替市場では、ドル円が引き続き162円台前半で推移しています。こうした円安が国内金価格を下支えしているものの、ドル建て金価格の下落を補い切れず、国内金価格は年初来安値圏で上値の重い展開が続いています。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、FRBが原油高によるインフレリスクをどの程度重視するかに加え、海外金相場が下げ止まるかが焦点です。
■7月20日(月)
祝日
コメント休み
【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のマーケットコメントを提供
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