金相場価格デイリーコメント週間まとめ(1/5〜1/9)

水野崇

水野崇

テーマ:金相場価格

ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。


今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。

金相場価格・今週(1/5〜1/9)のデイリーコメント



■1月9日(金) 9:00

金価格 24,658 円(前日比 +79円)※1g

2026年1月8日(木)のNY金先物は続落となりました。米国がベネズエラ産原油の販売を管理すると発表したことを受け、原油相場が軟化し、安全資産を選好する動きは後退しました。一方、ベッセント米財務長官が「FRBは利下げを先延ばしすべきではない」と述べ、追加利下げの可能性に言及したことで、金相場では押し目を拾う動きも見られました。もっとも、9日(金)に米雇用統計の発表を控えていることから積極的な売買は手控えられ、金相場は売り買いが交錯するなかで小幅続落し、この日の取引を終了しています。国内金価格は、ドル円がやや円安方向に振れたことを受けて上値を伸ばす展開となっています。


■1月8日(木) 9:00

金価格 24,579 円(前日比 -184円)※1g

2026年1月7日(水)のNY金先物は反落となりました。トランプ米大統領は、ベネズエラが米国に最大5,000万バレルの原油を引き渡すことで合意したと発表しました。さらに、市場価格で販売されたベネズエラ産原油の収益について、トランプ氏が管理する枠組みを検討するよう、ライト・エネルギー長官に指示したことも明らかにしています。ベネズエラは世界最大の原油埋蔵量を有しており、5,000万バレルは現在の市場価格で約28億ドル(約4,400億円)に相当します。供給増加観測を背景に原油相場が下落し、コモディティ市場全体でリスク選好の巻き戻しが進んだことから、金は売り優勢となりました。外国為替市場ではドル円の方向感は乏しく、156円近辺での小動きが続いています。国内金価格は最高値更新を目前に高値圏でのもみ合いとなっています。


■1月7日(水) 9:00

金価格 24,763 円(前日比 +268円)※1g

2026年1月6日(火)のNY金先物は続伸となりました。ベネズエラ情勢を背景に地政学リスクへの警戒感が続いており、安全資産を志向する動きから、貴金属市場全体で買い優勢の展開となりました。国内では、東京株式市場で日経平均株価がおよそ2か月ぶりに過去最高値を更新しました。NYダウ平均株価の最高値更新に比べるとタイミングは遅れたものの、新年のご祝儀相場を背景に幅広い銘柄へ買いが広がる展開となっています。外国為替市場は方向感に乏しく、ドル円は156円台前半から中盤での小動きが続きました。国内金価格は、堅調さを維持しながら高値圏での推移となっています。


■1月6日(火) 9:00

金価格 24,495 円(前日比 +251円)※1g

2026年1月5日(月)のNY金先物は大幅反発となりました。米国が軍事作戦によりベネズエラのマドゥロ大統領を拘束したことを受け、国連安全保障理事会が緊急会合を開催。トランプ米大統領がコロンビアへの軍事行動にも言及したことで、会合ではコロンビアやデンマーク、イランなどが米国を強く批判し、地政学リスクの高まりが意識されました。これを背景に、安全資産として金を買う動きが強まり、金相場は急伸しています。貴金属市場全体も上昇基調となり、とりわけ銅相場の値上がりが目立ち、過去最高値を更新しました。米株式市場では、ベネズエラ情勢を受けてエネルギーや防衛関連株が買われ、NYダウ平均株価が過去最高値を更新しています。外国為替市場でドル円は156円台前半から中盤の水準に位置し、国内金価格は24,000円台での推移が続く展開となっています。


■1月5日(月) 9:00

金価格 24,244 円(前日比 -327円)※1g

2026年1月2日(金)のNY金先物は続落となりました。年末年始で流動性が低下するなか、2025年12月29日(月)には貴金属全体が最高値圏から急落し、金相場は一時5%超の下落となりました。背景として、CMEグループが貴金属先物の証拠金を相次いで引き上げたことがポジション調整を促し、とりわけ銀とプラチナの変動幅が大きく、12月31日(水)にはいずれも一時10%超の急落となる場面が見られました。銀やプラチナは金との連動性が高い一方で、取引市場の規模が比較的小さいため、資金フローの影響を受けやすく、価格変動が拡大しやすいという特徴があります。短期筋の手仕舞いが相場変動を大きくした面はあるものの、足元の調整が直ちに上昇トレンドの崩れを意味するわけではありません。市場では、長期的な上昇基調は維持されているとの見方がなお優勢で、目先の値動きに振らされず、長期スタンスで金相場を見極める姿勢が求められます。


【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のマーケットコメントを提供


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株式投資の原理原則などを学んだ後、実際に投資をスタート。それに対して、水野さんが敗因・勝因を分析し、解説する。実践的で、再現性の高いレッスンにより、自分で資産形成ができるようにサポート。

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