金相場価格デイリーコメント週間まとめ(12/23〜12/27)
ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。
今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。
金相場価格・今週(11/3〜11/7)のデイリーコメント
■11月7日(金) 9:00
金価格 21,488 円(前日比 -25円)※1g
2025年11月6日(木)のNY金先物は反落となりました。米連邦準備理事会(FRB)のミラン理事は、「予想外の事態が起きない限り、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では追加利下げが決定される」と発言。これを受けて金相場は買いが優勢だったものの、次回会合でFRBが利下げを見送るとの観測も広がっており、次第に売りに押され前日比マイナス圏でこの日の取引を終了しています。外国為替市場では、ドル円が円高ドル安方向で推移し、一時152台後半をつける場面がありました。国内金価格は方向感が出づらく、レンジ相場で一進一退が想定されます。
■11月6日(木) 9:00
金価格 21,513 円(前日比 +203円)※1g
2025年11月5日(水)のNY金先物は反発となりました。米連邦政府機関の一部閉鎖は開始から36日目に突入し、これまで最も長かった2018年12月~2019年1月の35日間を超え、史上最長を更新。10月1日(水)以降、経済統計の多くは公表が停止されており、米国経済の実態を把握しにくい状況が長期間続きます。一部で政府機関の再開に向けた動きは見られるものの、まだしばらくは続く見通しであり、先行き不透明感が金相場の買い材料です。国内金価格も反発しています。
■11月5日(水) 9:00
金価格 21,310 円(前日比 -398円)※1g
2025年11月4日(火)のNY金先物は反落となりました。10月1日(水)からの米政府機関の一部閉鎖は、過去最長期間35日に並び、依然として続く見通し。米連邦準備理事会(FRB)は年内の利下げを見送る可能性が高まっていることが、この日の金相場にとってネガティブ材料視されました。日足チャート上でも20MAに上値を抑えられる格好で値下がりとなり、10月21日(火)の大幅下落以降、ドル建て金価格の上昇トレンドは終了した可能性が高まっています。国内金価格も、足元では上値の重さが目立ちます。
■11月4日(火) 9:00
金価格 21,708 円(前日比 -152円)※1g
2025年11月3日(月)のNY金先物は反発となりました。発表された米ISM製造業景気指数が予想より弱く、8ヶ月連続で分岐点である50を下回ったことを受けて金は買い優勢の展開。外国為替市場ではドル円は154円台前半の水準で小動きも、日銀が追加利上げに慎重姿勢を示していることで、日米間の金利差縮小ペースが緩やかとなる見通しから、引き続き円安ドル高方向への動きが予想されています。国内金価格は、大きな売買材料に乏しく小動きです。
■11月3日(月)
祝日
コメント休み
【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のマーケットコメントを提供
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