金相場価格デイリーコメント週間まとめ(8/11〜8/15)
ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。
今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。
金相場価格・今週(10/13〜10/17)のデイリーコメント
■10月17日(金) 9:00
金価格 23,062 円(前日比 +658円)※1g
2025年10月16日(木)のNY金先物は大幅続伸。5営業日連続で過去最高値を更新しました。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事はニューヨークでの講演で、今月の連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利を0.25%引き下げるべきだと発言。追加利下げ期待に加え、米政府機関閉鎖や米中貿易摩擦を巡る懸念など、金を買う材料には事欠かない状況が続いています。ドル円は150円台前半とやや円高ドル安方向で推移。10月17日(金)の国内金価格は、4営業日で過去最高値を更新しています。
■10月16日(木) 9:00
金価格 22,404 円(前日比 +144円)※1g
2025年10月15日(水)のNY金先物は続伸し、4営業日連続で過去最高値を更新しました。トランプ米政権による中国への100%追加関税で米中関係の悪化が懸念されていますが、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が講演の中で、前回FOMC以降の経済見通しは大きく変わっていないと述べるなど、10月28日(火)~29日(水)のFOMCでは追加利下げを行う可能性を示唆しました。金相場は底堅さを見せながら、上昇ペースを早めています。外国為替市場では、米中貿易摩擦の警戒感でドル売りの流れ。ドル円は一時150円台後半をつける場面がありました。国内金価格は最高値更新が続いています。
■10月15日(水) 9:00
金価格 22,260 円(前日比 +125円)※1g
2025年10月14日(火)のNY金先物は続伸となりました。3営業日連続で過去最高値を更新しています。トランプ米大統領は、中国からの輸入品に100%の追加関税を課す方針を表明しましたが、これを受けて中国側は、「戦いたいなら、われわれは最後まで戦う」との声明を発表。米中の貿易戦争が再び意識され、金相場は堅調に推移しています。また、トランプ氏は10月13日(月)にガザ和平国際会議に出席した際に、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの和平案を巡って「第2段階」が既に始まったと述べました。国内金価格は、14日(火)に史上初めて22,000円に乗せ過去最高値を更新。20,000円を超えた9月30日(火)から、わずか10営業日で10%以上も値上がりしています。
■10月14日(火) 9:00
金価格 22,135 円(前日比 +619円)※1g
2025年10月13日(月)のNY金先物は大幅続伸し過去最高値を更新しました。トランプ米大統領は、中国からの輸入品に対する関税率の大幅引き上げ方針を示し、11月1日(土)付で100%の追加関税を課すことを表明。米中貿易摩擦が再燃し世界経済に悪影響を与えるとの警戒感から、安全資産として金が大きく買われています。米政府機関の一部閉鎖は13日目に入り、ベッセント米財務長官は閉鎖期間が長期化することで実体経済に影響を及ぼし始めていることにも言及。週末を挟んだ外国為替市場では、ドル円は上下にやや粗い動きが見られます。国内金価格は、ドル建て金価格の上昇とドル円が円安に振れていることで、週次で1,500円近く上昇。最高値を更新しながら、上げ幅をさらに広げる展開です。
■10月13日(月)
祝日
コメント休み
【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のマーケットコメントを提供
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