金相場価格デイリーコメント週間まとめ(8/12〜8/16)
ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。
今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。
金相場価格・今週(9/15〜9/19)のデイリーコメント
■9月19日(金) 9:00
金価格 18,956 円(前日比 +16円)※1g
2025年9月18日(木)のNY金先物は続落となりました。米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げ再開が決定され、一旦利益を確定したいとの動きから、金相場は売り優勢で推移しました。米連邦準備制度理事会(FRB)利下げ後の外国為替市場ではドルの買い戻しが強まっており、再び円安ドル高に転じてドル円は148円前後の水準。株式市場は利下げを好感した買いで株価を押し上げ、ダウ平均株価は1週間ぶりに過去最高値を更新しました。国内でも株式市場は堅調で、日経平均株価は終値で史上初の4万5,000円台をつけ最高値を更新。日銀の金融政策決定会合の結果発表が注目されますが、政策金利を据え置く見通しです。
■9月18日(木) 9:00
金価格 18,940 円(前日比 -66円)※1g
2025年9月17日(水)のNY金先物は反落となりました。米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の0.25%引き下げが決定された直後、金は取引時間中の最高値を更新。FOMC後の外国為替市場ではドルが売られ、ドル円は145円台中盤をつける場面がありました。その後はドル安が一服し円安ドル高方向にシフト。金は利益確定の売りが優勢となり、前日比マイナス圏で推移しています。米連邦準備制度理事会(FRB)は2024年12月以来となる6会合ぶりに利下げを再開しましたが、パウエルFRB議長は会見で「今回のFOMCで0.5%の大幅利下げに対する幅広い支持はなかった」と言及。年内はあと2回の利下げが予想されています。東京市場ドル円は1ドル=146円台後半の水準。国内金価格も上昇一休みといった展開です。
■9月17日(水) 9:00
金価格 19,006 円(前日比 -67円)※1g
2025年9月16日(火)のNY金先物は続伸となりました。値上がりは3営業日連続で、過去最高値を更新しています。本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ再開はほぼ織り込み済みの状況にあることから、外国為替市場ではFOMC結果発表前から円買いドル売りが進み、ドル円は1ドル=146円台前半の水準。0.5%の大幅利下げがあればサプライズ的な円高ドル安の動きも想定されますが、確実視されている0.25%利下げ発表後は材料出尽くしで再びドル高に転じる可能性も。市場の関心は年内の利下げ回数に移っており、3回もしくは2回を予想。金利の付かない金にとって、米利下げは買い需要を高める要因の一つでもあり、FOMC後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長発言も注目されます。国内金価格はドル建て金価格の堅調さを背景に、16日(火)には買取価格で史上初の19,000円台をつけました。上昇トレンドを継続しています。
■9月16日(火) 9:00
金価格 19,073 円(前日比 +277円)※1g
2025年9月15日(月)のNY金先物は続伸となりました。引き続き米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待を背景に、金は買いを集め過去最高値を更新。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果は明日17日(水)に発表されますが、利下げ再開となれば9ヶ月ぶりとなり、0.25%の利下げ幅が見込まれています。市場の関心は今後の利下げペースに移っており、パウエルFRB議長から年内の追加利下げの可能性について言及されるか注目です。今週は日銀の金融政策決定会合も予定されていますが、自民党総裁選を控えていることから政策金利を据え置く見通し。最高値更新を続ける国内金価格は投資家の押し目買い意欲も強く、年内20,000円超えの期待感が高まっています。
■9月15日(月)
祝日
コメント休み
【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のマーケットコメントを提供
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