【メディア情報】1月23日付「Yahoo!ニュース」「LINE NEWS」取材コメント掲載
ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。
今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。
金相場価格・今週(5/12〜5/16)のデイリーコメント
■5月16日(金) 9:00
金価格 16,538 円(前日比 +112円)※1g
2025年5月15日(木)のNY金先物は反発となりました。世界的な貿易摩擦の緩和見通しをマーケットで織り込む流れが進んでいます。ドル建て金価格は次第に上げ幅を広げ、終日堅調な展開となりました。発表された米生産者物価指数(PPI)は予想より弱く、インフレ鈍化を示唆した内容であったことから、トランプ関税の影響が見られない結果に。一方、米小売売上高は前月が関税発動前の駆け込み需要で上振れしており、今月は反動減の結果が示されました。外国為替市場でドル円は今週148円台中盤まで円安ドル高が進む場面があったものの、足元ではドル売りが優勢となり、16日(金)の東京市場は145円台中盤をつけています。国内金価格はしっかりとした推移です。
■5月15日(木) 9:00
金価格 16,426 円(前日比 -403円)※1g
2025年5月14日(水)のNY金先物は反落となりました。トランプ米大統領の相互関税政策の影響は日本も例外ではなく、四半期業績発表のピークを迎えた今週では、多くの企業が今年度の業績予想を「トランプ関税の影響で不透明」としています。そんな中、大手企業のリストラ計画が相次いで発表されました。パナソニックは1万人を、日産は2万人を人員削減すると発表。トランプ関税以外の要因を含みますが、大手企業のリストラ計画は関連企業も影響を受けることが避けられず、ここに来て日本経済の先行きについて下振れリスクが一段と高まっています。金相場は上昇トレンドが一旦終了した形となっており、上昇基調を維持しながらもレンジ相場の様相です。
■5月14日(水) 9:00
金価格 16,829 円(前日比 -37円)※1g
2025年5月13日(火)のNY金先物は反発となりました。中国政府は米中貿易協議で合意された米国からの輸入品に課している125%の報復関税について、日本時間14日(水)午後1時すぎに10%まで引き下げると発表。トランプ関税問題が好転していることでグローバル金融市場は落ち着きを取り戻し、株式市場も戻り歩調を強めています。トランプ米大統領は13日(火)、FRBに対し改めて金利の引き下げを要求するも、マーケットの反応は限定的。また、この日は訪問中のサウジアラビア首都リヤドで演説を行い、トランプ米大統領はアサド前政権時代のシリアに科した制裁を近く解除する方針を示しました。ドル建て金価格をテクニカルで見ると、4月22日(火)と5月7日(水)のそれぞれの高値でレジスタンスラインを形成。現状では40MA近辺まで下押ししており、上昇一辺倒から変化の兆しが現れています。
■5月13日(火) 9:00
金価格 16,866 円(前日比 +40円)※1g
2025年5月12日(月)のNY金先物は大幅反落となりました。注目されていた米中の貿易協議では、お互いの関税を115%引き下げることで合意。米国が中国に課している関税率は145%から30%に、中国が米国に課している関税率は125%から10%にそれぞれ引き下げ、追加関税は90日間の停止と発表されています。週末の米中貿易協議で進展があったことを受けて、マーケットではポジティブサプライズの動きが各所で見られました。株式市場は売り方の買い戻しで大幅上昇。外国為替市場ではドルの買い戻しが加速し、ドル円は一時148円台半ばの水準に。4月以降の乱高下局面で冷静に対処し、急落をチャンスと捉えた投資行動が報われる形となりました。金融市場全般がリスク選好地合いに転じたことで、金相場は売りが優勢となっています。
■5月12日(月) 9:00
金価格 16,826 円(前日比 -166円)※1g
2025年5月9日(金)のNY金先物は反発となりました。10日(土)〜11日(日)はスイス・ジュネーブで米中貿易協議が予定され、トランプ米政権のベッセント財務長官と中国の何立峰副首相が対面交渉を行います。現在は、米国が中国に対し145%の追加関税を課す一方、中国側も対抗措置として米国に125%の追加関税を課している状況。トランプ米大統領は9日(金)、中国への関税率を80%まで引き下げる案をSNSで投稿しました。事前報道では関税率を60%未満に引き下げるといった設定目標も伝わっており、中国側は追加関税の撤廃を求めている中で、両国がどこまで歩み寄りを見せるか注目されます。協議では米中間の緊張緩和が期待されますが、内容次第では週明け月曜日以降のマーケットの波乱要因になるでしょう。11日(日)には米国とイランの核開発協議も予定され、中東情勢不安も上昇トレンドを継続する金相場の買い材料です。
【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のマーケットコメントを提供
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