金相場価格デイリーコメント週間まとめ(8/26〜8/30)
ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。
今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。また、現在のドル建て金価格参考レート(XAU/USD)はこちらでご確認いただけます。
金相場価格・今週(1/27〜1/31)のデイリーコメント
■1月31日(金) 9:00
金買取価格相場 15,133 円(前日比 +126円)※1g
2025年1月30日(木)のNY金先物は反発となりました。ドル建て金価格は大幅上昇で、過去最高値を更新しました。欧州中央銀行(ECB)の利下げ見通しなどを受けて、金の需要は引き続き旺盛です。外国為替市場ではドルが売られ、東京市場ドル円は154円台前半の水準。国内金価格は過去最高値を更新後のもう一段の上昇への期待感が高まります。
■1月30日(木) 9:00
金買取価格相場 15,007 円(前日比 -74円)※1g
2025年1月29日(水)のNY金先物は反落となりました。28日(火)〜29日(水)に開催された米FOMCでは、事前予想通り政策金利の据え置きが決まりました。FOMC後の会見でパウエルFRB議長は「利下げを急ぐ必要はない」と発言。次の利下げは早くても6月との見方が広がり、3月の追加利下げ期待の後退観測から、金相場は売りが優勢となりました。外国為替市場では予想通りの金利据え置きを受けて、ドル円は155円台前半から中盤に位置し、国内金価格は過去最高値圏での推移が続きます。
■1月29日(水) 9:00
金買取価格相場 15,081 円(前日比 +165円)※1g
2025年1月28日(火)のNY金先物は反発となりました。トランプ米大統領は、外国製半導体チップ、鉄鋼、医薬品などに近く関税を適用する方針を明らかにし、この発言を受けて金相場は買い優勢となりました。米耐久財受注が発表され、予想外の減少であったことも好感されています。外国為替市場でドル円は155円台に戻しており、国内金価格の上昇要因が揃います。
■1月28日(火) 9:00
金買取価格相場 14,916 円(前日比 -184円)※1g
2025年1月27日(月)のNY金先物は反落となりました。トランプ米大統領が進める不法移民の摘発によって強制送還が加速する中で、コロンビアは移民を乗せた軍用機の着陸を拒否。トランプ氏は、友好国であるコロンビアに対して25%の関税を課し、1週間以内には50%に引き上げる報復措置を指示。コロンビア側も25%の追加関税をかけると表明。関税戦争が懸念されリスク回避の動きが進み、金相場は売り優勢となりました。その後はコロンビアが不法移民の送還受け入れに同意し、追加関税は撤回されています。外国為替市場でもリスク回避でドル売りが強まり、ドル円は一時153円台後半をつけるなど、円高方向で推移しています。
■1月27日(月) 9:00
金買取価格相場 15,100 円(前日比 +11円)※1g
2025年1月24日(金)のNY金先物は反発となりました。トランプ米大統領から中国に対する関税回避の発言が伝わり、外国為替市場でドル売りが優勢となったことを受けて金相場は買いで反応しました。日銀は24日(金)の金融政策決定会合で、2024年7月以来となる0.25%の追加利上げを決定しました。日本の政策金利は2008年10月以来、約17年ぶりに0.5%の水準です。植田日銀総裁は決定会合後の会見で、今後も政策金利の引き上げを継続する意向を示しています。1月23日(木)に過去最高値を更新した国内金価格は、15,000円台でのしっかりとした値動きが続いています。
【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のデイリーコメントを提供
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