金相場価格デイリーコメント週間まとめ(2/19〜2/23)
ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。
今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。また、現在のドル建て金価格参考レート(XAU/USD)はこちらでご確認いただけます。
金相場価格・今週(11/4〜11/8)のデイリーコメント
■11月8日(金) 9:00
金買取価格相場 14,599円(前日比 +114円)※1g
2024年11月7日(木)のNY金先物は反発となりました。米FOMCではFRBが0.25%の追加利下げを決定し、金利のつかない金は利下げを好感する買いが入り、昨日の大幅下落の半値戻しを達成する堅調な展開でした。大統領選やFOMCといった一連の重要イベントを通過したことで、買い安心感が広がった株式市場ではNYダウ平均株価が過去最高値を更新。今後はトランプ次期政権の政策方針にマーケットの関心が集まります。外国為替市場はFRBの利下げで日米の金利差縮小を織り込み、やや円高ドル安方向で推移。当面の国内金価格は、為替動向次第となるでしょう。
■11月7日(木) 9:00
金買取価格相場 14,485円(前日比 -169円)※1g
2024年11月6日(水)のNY金先物は大幅反落となりました。注目の米大統領選は共和党候補のトランプ氏が勝利。米上院選では共和党が過半数議席を獲得しました。開票状況でトランプ氏の優勢が伝えられた段階から株式市場は大幅高で反応し、債券市場で米長期金利が上昇、外国為替市場はドル高が加速。2016年11月の米大統領選でトランプ氏勝利後に起きた「トランプラリー」を連想させる値動きです。トランプ氏は演説で「歴史的な勝利だ」と述べ勝利宣言を行いました。これを受けて、ドル建て金価格は節目の2,700ドルを下方ブレイクし、40MA近辺まで急落しています。今後は「トランプラリー」のリスクオン相場によって金離れが加速する可能性もありますが、ドル円は154円台中盤〜後半の水準にまで円安ドル高が進行しており、国内金価格は強弱材料が交錯しています。
■11月6日(水) 9:00
金買取価格相場 14,654円(前日比 +4円)※1g
2024年11月5日(火)のNY金先物は反発となりました。大統領選は全米各地で投票が始まりましたが、最新の世論調査ではほぼ互角。投票終了後も大勢判明には数日かかる可能性が指摘されており、投資家の様子見姿勢は強く、金相場は小幅な値動きとなりました。トランプ氏がやや有利との見方は根強いものの、外国為替市場ではドルが売られ、ドル円は151円台で推移し円高基調です。国内金価格も上値が重い展開が見込まれます。
■11月5日(火) 9:00
金買取価格相場 14,650円(前日比 -46円)※1g
2024年11月4日(月)のNY金先物は続落となりました。米大統領選の結果待ちで積極的な売買が手控えられ、様子見ムードの広がりから利益確定と手仕舞い売りに押される展開でした。トランプ氏優勢だった選挙戦はほぼ横一線の様相。外国為替市場はドル売りで反応し、11月5日(火)の東京市場ドル円は1ドル=152円台前半で推移しています。国内金価格は、10月31日(木)に15,025円の過去最高値をつけ、年初来上昇率は45.0%に達しました。金相場は政治や経済の不安定な時期ほど値上がりしてきた歴史がありますので、米大統領選の結果が最注目です。
■11月4日(月)
祝日
コメント休み
【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のデイリーコメントを提供
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