金相場価格デイリーコメント週間まとめ(2/12〜2/16)
ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。
今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。また、現在のドル建て金価格参考レート(XAU/USD)はこちらでご確認いただけます。
金相場価格・今週(10/21〜10/25)のデイリーコメント
■10月25日(金) 9:00
金買取価格相場 14,596円(前日比 +2円)※1g
2024年10月24日(木)のNY金先物は反発となりました。前日は上げ一服で下落したドル建て金価格ですが、下落前までは連日過去最高値を更新するなど買い意欲は根強く、売り一巡後は押し目買いに支えられ堅調な展開となりました。円安ドル高方向へのリバウンド相場が続くドル円は小休止の動き。米国債の利回り低下や、加藤財務相の「過度な為替変動に注意を払う必要がある」との発言が伝えられ、151円台中盤から後半の水準で推移しています。27日(日)に衆院選の投開票を控えており、週明けの国内マーケットは衆院選結果を受けた大きな変動が予想されます。
■10月24日(木) 9:00
金買取価格相場 14,594円(前日比 -18円)※1g
2024年10月23日(水)のNY金先物は反落となりました。取り引き時間中は最高値を更新する場面がありましたが、次第に利益確定の売りに押され、ドル建て金価格は7営業日ぶりに前日比マイナスで終了しました。パウエルFRB議長から利下げを急がない姿勢が示されたことも、売り材料視されています。外国為替市場では円安ドル高が急速に進みました。ドル円は一時153円台前半をつけ、約3か月ぶりの水準に位置しています。
■10月23日(水) 9:00
金買取価格相場 14,612円(前日比 +182円)※1g
2024年10月22日(火)のNY金先物は続伸となりました。ドル建て金価格は6営業日連続で値上がりです。投資家の買い意欲は衰えることなく、高値引けにて過去最高値を更新しました。強い経済指標を受けてFRBの追加利下げ期待はやや後退しており、次回FOMCでは政策金利据え置きの可能性も浮上しています。米国債の利回り上昇によって外国為替市場ではドル買いの流れが続き、ドル円は151円台に乗せるなど円安ドル高が進行。円安方向へのリバウンド相場で最高値更新が続く国内金価格は、23日(水)も前日比プラスで9営業日連続の上昇となっています。
■10月22日(火) 9:00
金買取価格相場 14,430円(前日比 +136円)※1g
2024年10月21日(月)のNY金先物は続伸となりました。ドル建て金価格は5営業日連続の値上がりで、過去最高値の更新が続いています。外国為替市場は円売りドル買いが進み、22日(火)の東京市場ドル円は150円台後半で推移。国内金価格についても円安の後押しで10月10日(木)から22日(火)まで8営業日連続で上昇しており、連日で過去最高値を更新しています。
■10月21日(月) 9:00
金買取価格相場 14,294円(前日比 +84円)※1g
2024年10月18日(金)のNY金先物は続伸となりました。ドル建て金価格は4営業日連続の値上がりで、過去最高値を大幅に更新しました。18日(金)の終値は2,730ドルとなり年間上昇幅では過去最大、2024年の現時点までの年間上昇率では31.8%と圧倒的なパフォーマンスを記録しています。歴史的な価格上昇の背景には、地政学リスクの高まりや自国経済不安による実需買いが挙げられ、FRBの追加利下げ見通しで金は買われやすい相場地合いが続きます。リスクオン相場の広がりによって、NYダウ平均株価は連日で過去最高値を更新。足元の外国為替市場では円安ドル高が進み、ドル円は一時150円を超える場面がありました。国内金価格も過去最高値の更新が続き、14,000円台でしっかりとした推移です。
【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のデイリーコメントを提供
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