【メディア情報】金相場価格デイリーコメント週間まとめ（9/16〜9/20）

ファイナンシャルプランナーの水野崇（CFP認定者/1級FP技能士）が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。


今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。また、現在のドル建て金価格参考レート（XAU/USD）はこちらでご確認いただけます。

金相場価格・今週（9/16〜9/20）のデイリーコメント

■9月20日（金） 9:00

2024年9月19日（木）のNY金先物は続伸となりました。FRBの利下げ開始をマーケットはポジティブに反応。ドル建て金価格は4営業日ぶりに過去最高値を更新しました。重要イベント通過の安心感からリスク資産への資金流入の動きが見られ株式市場も大きく上昇、NYダウ平均株価とS&P500指数が揃って過去最高値を更新しています。FOMC後の外国為替市場ではドル円が円安ドル高方向で反応。国内金価格は上値が重い状況ながらも、上昇要因が揃い前日比で値上がりしています。20日（金）は日銀金融政策決定会合の結果発表を控えており、政策金利は据え置きとみられるものの、植田日銀総裁の記者会見が注目されています。


■9月19日（木） 9:00

2024年9月18日（水）のNY金先物は反発となりました。18日（水）に開催された米FOMCでは、2020年3月以来、4年半ぶりとなる政策金利の0.50％引き下げを決定。注目されていた利下げ幅は従来の2倍に拡大し、FRBの金融政策は、金融引き締めから金融緩和に転換されました。大幅利下げが決定されたことを受けて、金相場は買い優勢の展開に。利下げ決定直後に一時的に乱高下した外国為替市場は、その後往って来いの動きとなり、東京市場ドル円はやや円安ドル高方向で推移しています。


■9月18日（水） 9:00

2024年9月17日（火）のNY金先物は続落となりました。予想以上の米小売売上高を受けてドルが買われ、ドル建て金価格は売りに押される展開でした。開催中の米FOMCでFRBが4年半ぶりの利下げを決める見通しに変わりはないものの、マーケットは積極的な利下げを織り込みすぎではといった見方も出ています。利下げ幅については不透明感も高まっており、外国為替市場でドル円は140円台前半から142円台前半に円安ドル高が進行。FOMCの結果に注目が集まります。


■9月17日（火） 9:00

2024年9月16日（月）のNY金先物は反落となりました。ドル建て金価格は前日まで連日過去最高値を更新していたこともあり、米FOMCを前に一旦利益確定の売りが優勢、ドル建て金価格は小幅に下落しています。9月17日（火）～18日（水）のFOMCでは、FRBの4年半ぶりの利下げが確実視され、ここにきて大幅利下げに踏み込むのではといった観測が高まっています。利下げが景気の下支えになるとの期待感から、NYダウ平均株価は過去最多値を更新しました。また外国為替市場では2023年7月以来、ドル円が139円台をつけるなど円を買ってドルを売る動きが強まっています。国内金価格は円高要因から上値が重く、依然として13,000円前後の揉み合い水準です。


■9月16日（月）

コメント休み


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