【メディア情報】金相場価格デイリーコメント週間まとめ(3/4〜3/8)
ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。
今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。また、現在のドル建て金価格参考レート(XAU/USD)はこちらでご確認いただけます。
金相場価格・今週(6/10〜6/14)のデイリーコメント
■6月14日(金) 9:30
金買取価格相場 12,741円(前日比 -87円)※1g
2024年6月13日(木)のNY金先物は反落となりました。前日のFOMCでは従来通り年1回の利下げ見通しが示され、市場の期待感に大きな変化がないことから売り優勢の展開となりました。テクニカルでみると、ドル建て金価格は高値を徐々に切り下げており、上値の重さに加えもう一段の下落の可能性も示唆されています。国内金価格は13,000円手前での揉み合いが続きますが、1ドル=157円台で推移するドル円相場が価格下支え要因となっています。
■6月13日(木) 9:30
金買取価格相場 12,828円(前日比 +7円)※1g
2024年6月12日(水)のNY金先物は反発となりました。米消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回り、インフレ鈍化を示す内容であったことが好感され、早期利下げ期待の高まりから買われました。その後のFOMCでは、事前予想取りに金利据え置きが決定。織り込み済みの結果を受けて、ドル建て金価格は上昇幅を縮小しています。CPIとFOMC直後は、外国為替市場でもドル円の変動幅が大きくなりましたが、行って来いの様相です。
■6月12日(水) 9:30
金買取価格相場 12,821円(前日比 +32円)※1g
2024年6月11日(火)のNY金先物は小幅ながら反落となりました。本日の重要イベント通過待ちで様子見姿勢が強く、ドル建て金価格は警戒感からの売りに押される展開となりました。下値を買う動きは継続しており、下げ幅も限定的です。外国為替市場も小動きの中、東京市場ドル円は157円台前半で推移しています。
■6月11日(火) 9:30
金買取価格相場 12,789円(前日比 +100円)※1g
2024年6月10日(月)のNY金先物は反発となりました。11日(火)〜12日(水)の米FOMCを前に売買材料が乏しい中で積極的な売買が手控えられ、上昇幅も小幅に留まりました。ドル建て金価格はレンジ相場の下限付近に位置していることから、目先は上昇が期待されます。
■6月10日(月) 9:30
金買取価格相場 12,689円(前日比 -360円)※1g
2024年6月7日(金)のNY金先物は反落となりました。注目されていた米雇用統計は市場予想を上回り、米利下げ期待が後退したことで、ドル建て金価格は売りに押され大幅に下落しました。今週は日米で重要イベントが予定され、11日(火)~12日(水)の米FOMCおよび13日(木)〜14日(金)の日銀金融決定会合では、ともに政策金利の据え置きが見込まれています。前週にはECBが米国に先駆け政策金利の引き下げを決定、FRBも利下げに踏み込みやすい環境が整ったとの見方が浮上しています。経済指標に一気一憂する相場地合いが続きますが、イベント通過後のアク抜け感に期待です。
【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のデイリーコメントを提供
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