金相場価格デイリーコメント週間まとめ(8/12〜8/16)
ファイナンシャルプランナーの水野崇(CFP認定者/1級FP技能士)が、金・貴金属買取を全国展開している「なんぼや」HPに、平日は毎日「金相場価格」の専門家コメントを提供しています。
今週の金相場価格の振り返りとして、1週間のデイリーコメントをまとめました。また、現在のドル建て金価格参考レート(XAU/USD)はこちらでご確認いただけます。
金相場価格・今週(3/25〜3/29)のデイリーコメント
■3月29日(金) 9:30
金買取価格相場 11,893円(前日比 +229円)※1g
28日(木)のNY金先物は4日続伸となりました。ウォラーFRB理事による「利下げ回数を減らすか先送りするのが適切だ」との発言が市場に伝わり金相場は売られる場面がありましたが、米国債の利回り低下を受けて押し目買いが入り堅調に推移しました。歴史的な円安水準に位置するドル円相場が国内金価格の上昇要因となることから、ドル建て・円建て揃って金価格は連日過去最高値を更新する展開です。
■3月28日(木) 9:30
金買取価格相場 11,664 円(前日比 +41円)※1g
27日(水)のNY金先物は3日続伸となりました。米利下げ期待に伴う金買いが主な上昇要因です。外国為替市場ではドル円相場が1990年7月以来、約34年ぶりの円安水準を更新しました。152円目前となる一時151円97銭をつけましたが、152円台は許容しない姿勢を国内外に示すため、財務省、日銀、金融庁の三者会合が緊急開催されました。神田財務官による円安けん制発言もあり、152円の壁が強く意識され東京市場ドル円は151円台前半で推移しています。
■3月27日(水) 9:30
金買取価格相場 11,623 円(前日比 +45円)※1g
26日(火)のNY金先物は小幅ながら続伸となりました。米利下げ見通しを背景にした根強い買い需要から大きく上昇してスタートするも、米耐久財受注高が市場予想よりも強く上げ幅を縮小する展開となりました。このところのドル建て金相場は、利下げ期待による買いと経済指標結果を受けた売りが繰り返されています。
■3月26日(火) 9:30
金買取価格相場 11,578 円(前日比 +42円)※1g
25日(月)のNY金先物は反発となりました。FRBの6月利下げ開始見通しを受けてドルが売られ、ドル建て金価格は買い優勢の展開から堅調に推移しました。FRBが前回FOMC後に発表した金利経済見通しによると、年内の利下げ回数の予想中央値は3回となっており、金利の付かない金は買われやすい地合いが続いています。
■3月25日(月) 9:30
金買取価格相場 11,536 円(前日比 -102円)※1g
22日(金)のNY金先物は反落となりました。スイス中央銀行が市場予想に反し9年ぶりの政策金利引き下げを発表。これを受けて外国為替市場ではドルが上昇し、金相場は利益確定の売りが優勢となり上値を抑えられました。FRBなど他の主要中央銀行に先駆けての利下げ発表がサプライズとなったものの、米利下げ期待を受けて押し目買いの動きも見られました。
【メディア情報】水野崇(CFP/1級FP技能士)が金・貴金属買取の「なんぼや」に金相場価格のデイリーコメントを提供
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