【緊張は自分でコントロールできる】

斉川貴子

斉川貴子

テーマ:メンタル

組織コミュニケーション支援コンサルタントの斉川貴子です。

今回のお話は、よく皆さんに質問される「人前で緊張しないようにするにはどうすれば良いか」について。

人前で話すとき、大切な場面に立つとき、「緊張してしまう」と悩む人は少なくありません。
手が震える、声が上ずる、頭が真っ白になる……。
そんな経験があると、「緊張しないようにしなければ」と余計思ってしまいますよね。

では、なぜ私たちは緊張するのでしょうか。

その理由の一つは、
「失敗したらどうしよう」
「うまく話せなかったら恥ずかしい」
「周りからどう思われるだろう」
といった未来への不安です。

また、自分がどう評価されるのか分からないことも、緊張につながります。
初めての場所や初対面の人など、先の状況を予測できないときにも、私たちの心は不安を感じやすくなります。

つまり、緊張は「自分が弱いから起こるもの」ではありません。
大切な場面になればなるほど、失敗したくない、良い結果を出したい、という思いがあるからこそ起こるものでもあるのです。


ここからが本題です!
緊張をなくそうとする必要はありません。
人の身体から<緊張>をなくすことはできないからです。
危険や重要な状況に備えるための防衛反応なのです。

大切なのは、【緊張した自分をどう整えるか】です。

例えば、緊張すると「失敗したらどうしよう」と意識が未来に向きがちです。
そんな時は、ゆっくり息を吐きながら、「今、ここ」に意識を戻してみましょう。
足の裏が床についている感覚を感じる、肩の力を抜く、ゆっくり話すなど、身体に意識を向けることも効果的です。

そして、「緊張している=自信がない」と決めつける必要もありません。
「それだけ、この場を大切に思っている証拠」と捉え直してみましょう。

緊張は、完全になくすことはできなくても、自分で向き合い方を選ぶことはできます。

「緊張してはいけない」ではなく、「緊張しても大丈夫」。
そう思えるだけで、私たちは少しずつ自分の力を発揮しやすくなります。

私はこれまで、約2000本の司会を経験してきました。
式典や結婚披露宴など、今でも毎回緊張します。

よく周りからは「人前で緊張しないでしょ」と言われますが
経験を重ねる中で、「緊張しなくなった」のではなく、
「緊張しても、自分で整えられるようになった」のです。

緊張する自分を否定するのではなく、「大丈夫。ここまで準備してきた」と自分に声をかける。
深く息を吐き、一度立ち止まり、目の前の人に意識を向ける。
このようにして緊張を敵にするのではなく、自分の味方につけることをしています。

皆さんにもオススメです!
小さな意識の変化が、自分らしく力を発揮するための大きな一歩になるのかもしれません。

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斉川貴子
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斉川貴子(司会)

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◆組織コミュニケーション支援コンサルタント企業の情報の流れや人間関係を改善し、風通しの良い働きやすい環境づくりをサポート。組織の現状を把握しながら研修の企画・実施、経営者の方々への伴走サポート。

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