【クレーム対応の基本の「き」】
秋はブライダルシーズン。
出席だけではなく、スピーチを頼まれている方は晴れの席で何を話せば良いか悩みますね。
今日は主賓としてスピーチする方のために。
会社の社長や上司、恩師などが〈出席者を代表〉して話します。
プレッシャーを与えるわけではありませんが、主賓のスピーチは「宴」の始まりの前の主軸です。
様々な方がいらっしゃる中で会社の説明や自慢を延々と10分15分とお話しになってはご披露宴のスタートから雰囲気を壊してしまいます。
また、最近では話す事をスマホなどにメモしてスクロールしながら話す方の姿も・・・。
これは論外!!
主賓のスピーチには基本的ポイントがあります。
■品格…出席者の代表です。スピーチは堂々と。
そして、場に相応しくない内容はしない。
あなたの品格で「素晴らしい方が上司なんだね」などと出席者は思い、新郎新婦の株も上がります。
■称賛…新郎新婦の魅力を伝える。
新郎新婦について余り語らず会社の業績や自分の経験談からの話しばかりでまとめる方がいらっしゃいますが、結婚式の主役はあなたではなく、新郎新婦です。
あまりお二人と日頃の関わりがなかったとしても、お二人と係わりのある周囲の方からの情報などを得て感じた事など伝えましょう。
■はなむけの言葉…祝福する気持ちの言葉。ご自分の経験談からのアドバイスや名言格言などを踏まえた言葉を入れると結びやすくなるでしょう。
この3つを抑えればまとまりますが、これに一つ加える事で心が伝えるスピーチになります。
それは…
一番最初に当日の新郎新婦を見ての感想を伝える事。
挙式での姿を見ていて…
ご披露宴の入場シーンで、歩いている時の表情を間近で見て…
親御様の表情をご覧になり…
など、
前持って準備した文章ではなく、その日のその時のあなたの感想をまずは伝えましょう。
新郎新婦にとってもタイムリーな感想や言葉は嬉しいものですし、その言葉がライブ感のある生きたお祝いのスピーチにしてくれます。
出席者の方々も共感し、自然に耳を傾けてくれます。
せっかくのお祝いのお席、気持ちの込もった言葉を贈りましょう。