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斉川貴子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

定義の違い

斉川貴子

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自分の言った事が間違った意味合いで相手に受け取られている経験はありませんか。

相手に間違った捉えられ方をしないためにも頭に入れていかなければいけない事があります。
「自分と相手の言葉の定義の違い」です。

例えば・・・
Aさん 「私は、思いやりがある人になりたい」
Bさん 「それは素晴らしいですね!」

何気ない、こんな会話。
両者が思い描いている<思いやりのある人>とは一致しているのでしょうか。

では、この<思いやりがある人>とはどんなイメージですか?
Aさんは、優しい言葉をかけてくれる人
Bさんは、相手のためになるなら厳しい事も指摘してくれる人

このように同じ言葉を使っても定義が違うと根本的に捉えられ方が違ってきます。
こうした些細な言葉の定義の違いから大きな誤解を生む事もあるのです。

だからこそ、本当に伝えたい事は簡単な言葉一言でまとめるのではなく、沢山の言葉で表現してください。
簡単な言葉に隠された沢山の言葉が一番大切な<あなたの考え>の部分なのです。

「私は思いやりがある人になりたいです。思いやりといってもいろいろありますが、私は~
私の上司がそういう方なので~」

のように、具体的に話していくと聞き手もよりあなたの事を理解しますし、細かい事を話す事で会話が広がりやすくなってきます。

相手と考え・感覚が違う事は分っているつもりでも、つい簡単な言葉で済ませてしまい本質が伝わらいコミュニケーションになりがちです。
定義の違いを覚えていれば、自分の考えを相手にしっかりと伝えられる自己表現の上手な人になれますね!

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斉川貴子
専門家

斉川貴子(司会)

リ・コネクション

25年以上目の前に人の熱や反応を感じる現場で話し方を磨いた。ビジネスパーソンに必要なトークの武器となる話し方を丁寧に指導。メンタルトレーナーの資格を活かしたリーダーシップ研修などの実績も豊富。

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