Twitter社の解雇について
ディープフェイクという技術を使って詐欺などの犯罪に使われることが多くなりました。
ディープフェイクとはAIを使って本物のような映像や音声を作るものです。
ディープラーニング(深層学習)という技術からそのような名前が付けられているようです。
AI技術が向上したので、このように悪用されることも増えてきました。
ただ、法整備というものが追いついていないため、自衛するしかないのも事実です。
どんな技術も使い方によって良くも悪くもなりますが、このケースは悪い方向で使ったものになります。
最近は無料でも、プログラムわからなくても普通に映像や音声、自作できてしまいます。
インターネットという情報量がある限り表に出てくる人はいくらでも勉強させることができます。
そのため悪意があればいくらでも作れてしまうというのが、被害を増大させている理由でもあります。
様々な企業でその真偽を証明する技術を開発していますが、実用化というのはまだ先です。
私自身もネット上の情報ならともかく、打ち合わせで偽物が出てこられても、
その場ではわからない可能性が高い気がします。
個人的な確認手法ではありますが、以下のように対応しています。
1.インターネット上の情報は複数の情報源をみて判断する。
特にサービスとかの話もなく費用を請求してくるものは基本偽物。
2.web会議では外部向けの場合、機密情報を話すことは可能な限り避ける。
どうしても必要な場合は社員しか入れないプラットフォーム(slackなど)に招待し話をするか、直接お会いする。
ネット上で偽物が多く出回ると何が正しいのか間違いなのかがわかりにくくなり、
結局お会いして直接やりとりするとか、予め登録されている電話で話すとかそういうたぐいの話になりそうです。
新しい技術が進んでくるとこのような問題も多数出てきます。
基本リスクがないおいしい話には裏があると思いながら、対応すると騙される可能性は低くなるのではないでしょうか。
私自身も肝に銘じて対応していきたいと思います。



