情報漏洩に対する心構え
4月6日から7日にかけて発生した中日本高速道路によるETCのシステム障害が発生し、
1日以上たち回復したとなりました。
今現在は全面回復していると報道されております。
詳細調査は今後となりますが、システム改修作業が関係していると会見で
発表されています。
ちょこちょこ他業種でも似たような話はありますが、システムが完璧であることはありません。
人が作るものなので、ミスはあり得ます。だからアナログがなくなることもありません。
エンジニアは正常と言われるものよりも問題が発生した場合にどれだけパターンを潰せるかという
ところをテストで多く確認しております。
ETCのシステムは少しお話を聞いた程度になりますが、非常に条件が複雑であり(期間で変わるものや車種・距離で変わるものなどあり)
全てのパターンが網羅できていなかった可能性はあります。
テストをしていなかったわけではないと思いますが、結果的に足りなかったと言われても仕方ありません。
私も古いシステムを改修するプロジェクトをさせていただいたことはありますが、一定の期間が過ぎたシステムは
新しい技術で作り直すほうがよいと考えています。
古い技術はなくなることやセキュリティ上の問題も発生しやすく、それを回避するために新規で作るより多く
費用が掛かることになります。
一見修正のほうが安く見えますがある程度中長期的に見れば高くなります。
今後はどうかは何とも言えませんがシステムはだいたい5年~10年たてばリプレイス、リメイク時期であると思います。
確かにリプレイス・リメイク時は費用が多くかかりますが、長い目で見ればしっかり作りこんでおけば十分元は取れる
と思っておりますし、弊社もそのような提案をさせていただいています。
そうは言っても相談できる会社がいないという場合は是非弊社へお声かけください。
可能な範囲でご提案させていただきます。
※今後詳細がわかり原因対策が発表された際に内容みてお話したいことがあれば追記ないし新規で書かせていただきます。



