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フリーランスに依頼する時に考えること【システム会社目線】

笠原拓

笠原拓

テーマ:IT関係

数か月前にあるフリーランスが企業側に報酬が払われてないので、機密情報を漏洩するという話がありました。
これだけ聞くと報酬払わないのが悪いのでは?と思うのですが、この間に紹介企業が入っていたようです。

つまり依頼企業からすれば紹介した企業に対しクレームを出されているようですが、フリーランスの情報を
まともに抑えておらず、対応されているのかもわからないようです。
紹介企業としての責任を果たすことなくいまだにまともな対応がされていないというのが概要です。

この紹介企業から弊社に営業があったこともあり、当タイトルについてお伝えしたほうがよいと思い記載いたしました。
具体的な企業名は出しませんが調べれば出てくると思いますので、詳細な状況などを知りたい場合は
別途確認ください。
あくまで、この事実を踏まえて弊社として考えるかということをお伝えするコラムになります。

以前のコラムではフリーランスになる方の話をメインに書いてきましたが、依頼する側の目線で今回は書いていきます。
ここ最近の傾向としてはフリーランスが流行りみたいな状態は落ち着いたのかなと見ています。
ただ、一つの選択肢としては確立されたので、一定数はいるのだろうと思います。

個人の怖さは継続性の問題です。例えばその方が病気や亡くなった場合代わりを探すのは依頼する側です。
ただ、企業に依頼していればその企業が代替要員を提案してきたり、他の方法を伝えてくれます。
私もフリーの方に依頼したことはありますが、前よかったからお願いしようとして連絡したら連絡つかない
などもあります。(これは割とありうる話のようです)
なので、フリーランスの方が優秀だからといって丸投げのような対応をしているといざいなくなったときに
どうしようもないという形になります。
依頼する側もそのリスクを踏まえた上で中心部分は社内要員で抑えるとか、後から来た人がわかるように文書で残してもらうとかを
しておき、状況を把握するということになります。
間に企業を挟まない分、安くなると思いがちですが、上記リスクを考えると手放しでいいとは言えないのではないでしょうか。

フリーランスの斡旋業者も色々いますが、どこまで責任を取るのかというのは確認が必要です。
費用対効果としては抜群で収益性も非常に高いですが、責任問題はフリーランスと依頼する企業側の問題で、
自社は関係しませんとしている企業ありますので、お気をつけください。

システム作ったりしている弊社はどう思うのかという部分ですが、元々一緒に仕事をしていたとか、関係性があって
その人となりを知っている場合以外利用しません。
上記で書いたリスクが高すぎるからです。

企業を挟まないことが安くつくことがフリーランスの良さでもありますが、逆にリスクも多いにあることを踏まえて
お互いいい関係を作れるようにできればと考えております。

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笠原拓
専門家

笠原拓(システム開発エンジニア)

株式会社MareSpera

店舗を経営している方々からのリクエストを基に直感的に使いやすいシステムを構築・販売しています。技術のプロとして正当に評価されるべく、プライドを持って多くの方に還元できるシステム開発を心がけています。

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