新人の配属ガチャとは? 今は売り手市場だから多いのか?【IT企業目線】
7/19の午後にwindows端末においてブルースクリーンという重大な問題が発生したときに
起こる状態が多発しており、業務に支障をきたしたということで様々なところで
問題発生しました。
すでに復旧方法などは通知されており、ある程度落ち着きを見せておりますが、
当時の報道からあまり理解しておらず、いい加減な情報もあったようなので、
ITエンジニアの端くれとして少しお話させてもらえればと思います。
この当時の情報としてwindowsの問題として多く記載されていました。
実際はwindowsに入っていたサードパーティー製の製品の問題です。
サードパーティー製の製品にそんな大事な箇所を触れるようにしているのはどうなのかという話は
様々な議論があるので置いといて、今回はwindowsの問題ではありません。
つまりこのサードパーティー製の製品を使っていなければ影響はありません。
ここでは名前は出しませんが、所謂企業向けのセキュリティサービスの提供のようですので、
個人で利用しているところはないでしょうし、法人でも使っていない企業もありますから、
影響があるなしがマチマチであったと言えます。
windowsの問題であればもっと被害は大きかったはずです。
今回このミスをした企業はこの後の処理が必要となり厳しい状況になりえるとは思いますが、
企業側にもいい勉強になったケースではないでしょうか。
このコラムやその他の場所でもお伝えしておりますが、どんなに優れた製品やサービスであっても
不具合、ヒューマンエラーなどのミス、ハードウェア破損などは発生します。
今回はサイバー攻撃ではありませんでしたが、復旧時間の差を見ると企業側の認識がわかります。
どのシステムもパソコン上で動きますからそのパソコンが動かなくなれば当然システムダウンします。
先にお伝えした通り問題は発生しますので、問題が発生したときにサービスを継続できる手順、
リカバリ手順を予め検討しておく必要があります。
その差が如実に表れた結果ではないでしょうか。
未だに復旧がされていないところもございますが、通常運用になったら改めて今回の話を踏まえ、検討してほしいと思います。
また、今回は違いましたが、情報漏洩の多くが内部漏洩と考えると、社員教育というのも非常に重要であると思います。
そのあたりでお困りの方がいましたらお声かけください。