岸田首相の偽動画から考える新技術の使い方について

表題の情報は色々とでてきて各界隈で話題となっておりますが、それを模倣するものもでてきました。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231111-OYT1T50021/

色々な技術がでてきてそれを悪用するというのはかなりの確率で出てきます。
今回のお話もその一つであると思われます。

以前話題になり、今年映画化されたwinny事件はまさに新技術や新しい仕組みを考案しました。
ただ、システムとして欠陥があり、悪用され、その悪用された名前が広がったことから
開発者が逮捕されるということになりました。
(結果的には無罪になりました)
細かい部分は下記Wikipediaのサイトをご確認ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Winny%E4%BA%8B%E4%BB%B6

さて今回の話もwinnyの話も技術があり、それを悪用したという話は共通しています。
どんな技術でもそうですが、新しいものは色々な欠陥があり、それを改善していくことで
よりよいものになっていきます。最初から完璧なものというのはありません。
また法律などは後追いなので、規制するものが追い付いていないというのもあります。

ITに関係する人間として新しい試みをできる仕組みは作っていかないと
より世界から遅れていくと思っております。
技術がすべて悪というわけではなく、悪用するものが悪であると考えていただき、
先人が残してくれたものがあるからこそ、我々は便利な生活をできているのです。
それをより伸ばすとなった時に今回のような話は出てくることは珍しいことではありません。

SNSやネットの情報だけをみて鵜呑みせず、ご自身で判断できるようにしていただければと思います。
我々も新しい技術を日々勉強して利用できるよう努力しております。
当然理解して利用しているので悪用などしませんが、やろうと思えばできることはできます。
最終的には人である、技術を使うものも人であるということを肝に銘じて
便利な技術を享受していただければと思います。