エンジニアへの過度な期待について
最近ChatGPTが話題となっており、様々なところで話題となっています。
元々チャット型のAI自体は開発されており、そのもの自体は珍しいものではありません。
では何がすごいのかというと精度・内容が優れているのです。
今までAIで作られたものは何か違和感がある内容であったりしましたが、
そのあたりがほとんど感じられないのです。
そのため、人と会話しているというレベルと言っても過言ではない形になりました。
ChatGPTは無料でアカウント登録さえすれば誰でも利用ができます。
有料版があり、そちらはさらに精度が高いようですが、一般で触るくらいなら
無料版で十分です。
我々のシステム開発をしている企業から見るとどうでしょうか。
コーディングなどの決まった業務や大枠の作成などは利用できるのではないかと思っています。
ただ、要件定義や設計などに関する細かい部分は人間の手が必要になるので、その部分の需要は
もう少し時間がかかりそうです。逆にプログラマーのような特化だと今後厳しくなるのではないかと思っています。
今後は全体像が描ける。それをシステムに落とし込む人材が重要視され、実際の作り込みはAIとなる
未来は想像できます。
逆に全体を描けるけど人手が足りない企業や人にとっては大いに助けになりそうです。
ただ使いこなすにも考える部分があるので、すぐに浸透することはないとも思っております。
日本の状況から考えてもしばらく様子見のような形になりそうです。
弊社もAI技術を使う企業としてうまく活用し、お客様や弊社自身の成長につなげられるよう
精進していきたいと思います。