PC譲渡会について【システム会社目線】
このタイトル、聞いたことはあるのではないでしょうか。
ドイツの鉄血宰相と言われたビスマルクの名言とされています。
このようなお話は我々のIT業界にも言えます。
技術の進化自体は著しいところではありますが、
所謂基礎部分に関しては重要であると思います。
常に新しい技術を学ぶとともに歴史を学ぶというのは重要です。
我々の業界は1人で対応するということはあまりなく、チームで動きます。
その場合、技術力とともにマネジメントやコミュニケーションというところが
重要になります。
過去の事象や問題、解決方法を記述して残すというのは非常に重要です。
コード以外の文書を残さない人が多くいますがこのような面で
不利益になると思ってください。
その本人にとっては経験でも後からの人には歴史になるということは
タイトルのことが言えるのではないでしょうか。
それで失敗が減ればそれに越したことはないのはないでしょうか。
なお、この言葉では常に勉強して学び続けることに意味があり、
この愚者はその部分で救いがあります。
本当の愚者は経験からすらも学ばない人です。
毎回連絡が遅い、こちらから問い合わせないと忘れているなど何度指摘
しても変わらない人がいます。
自分が絶対的に正しいといえることであれば胸張って主張すればいいでしょうが、
その場は謝罪します。そして同じことを繰り返す。
そのようなことが続いた場合はお付き合い自体を止めることをしております。
私自身、人は失敗するものであるとは思っています。
ただ、その失敗を受け止め、改善し、次に生かす、そしてそれを
受け継いでもらうというのが必要と思います。
どんな業務でも業種でも日々勉強であり、経験を活かし、
それをその後に活かせるようにするというのは先人の役目とも思っています。
それを活かすかどうかはその後の人でしょうが、それは本人次第です。
先人が残した情報を整理し失敗しないように動く、失敗したときはそれを糧に次につなげ、後の人に残す。
これを意識して日々業務を続けていきたいと改めて思いなおしました。