システムリプレイスの必要性について(続)
先日、経歴詐称の件をコラムで取り上げさせていただきました。
その際にばれるようなレベルの詐称をなぜするのかという部分について
掘り下げようと思います。
私個人の経験でも聞いていた話とできることが違うということは多々あります。
また、現行調査をお願いした上でリプレイス案件をお願いした場合も、
こちらが細かい部分の仕様を知らないからできなかったという
企業もいました。
なんのための現行調査期間だったのかわかりません。
このようなことが起こるのは詐称がされてしまっているからということですよね。
弊社のようにIT業界にいて業務レベルを判断できる企業はそれに対し対応できるので、
問題はないのですが、所謂それ以外の業界の場合は題目の通り、
過度な期待をされていることが多いです。
IT使えば何でも便利になる、何でもできるみたいなイメージがまだまだあります。
その場合エンジニアに要求するレベルが高くなり、それこそスーパーマンのように
なんでもできる人が欲しいとなります。
私も様々なエンジニアの方とお仕事させていただいておりますが、その要求レベルで
対応できる人は1%もいないのではないかと思います。
そのような要求されるので経歴を盛ったり、詐称したりして無理やり入れるような
対応をしているのではないかと考えています。
詐称することは問題ですが、それにはこのような理由も一部あるということも
ご理解いたけると嬉しく思います。