システムエンジニアを目指す方へ
来期から小学校でもプログラミング教育が必修化となり
現場は苦労されているようです。
プログラミングをするときにでてくる言葉が
ロジカルシンキング(論理的思考)というフレーズです。
皆さんはこのロジカルシンキングというフレーズをどう捉えているでしょうか。
横文字でちょっと難しい気もしますが、意外と皆さん無意識にやっていることが多いです。
それを見える形にするとロジカルシンキングという風に見えるということです。
例えば皆さんがお腹が空いたとします。その時にこのように考えないでしょうか。
お腹空いた→何かを食べよう→カレーを食べたい→材料は何だったかな
→じゃがいもとにんじんがないから買ってこなきゃ→買い物にいく→…
この考え方が所謂ロジカルシンキングです。
お腹を空いたという事象を解決するために解決する手段を手順を踏んで考えるということです。
ビジネスの場にも適用されることが多いですが、普通の生活の中で対応できるのにビジネスだと
途端に出来ない人も出てくるので意識的にできるかという部分は得手不得手があるのかもしれません。
我々が提供しているシステムもそうですが、システムはプログラムした通りにしか動作しません。
そのため、得たい結果に対し、どのような設計やプログラミングをしなければいけないかを考える必要があります。
それがロジカルシンキングであり、この力を育てるのがプログラミング教育の本質だと思っております。
意識的にできるようにするという部分を教育してもらえれば、必ずしもタブレットやパソコンで
対応する必要はないと思いますが、皆さんはどうお考えでしょうか。