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松尾章子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

古い着物のお直し

松尾章子

松尾章子

テーマ:着物のお直し

母の古~い着物です。
コーヒー豆模様の型染め小紋。

30年以上は前のものだと思いますが、こんなに洒落た柄が使われていたとは。
日本の紋様って面白いですね。

母は、洋服では茶系が合いにくく、ほとんど着ませんでしたが、この着物はよく合っていました。
しかし、私が着たら、完全に顔と同化…。
でも、すごく味のある?好きなキモノなので、今回は染替えはせず、このままの色で着ようと思います。

ということで、今回の作業は、
1.洗い張り(着物の縫いを全て解いて、改めて端縫いし、反物の状態に戻し、生地を張って丁寧にあらうこと)
 画像は、洗い張りをした後のものです。
2.仕立替え(着る方の寸法に合わせて仕立てます)

※もし、全体的にみて“ヤケ(色が褪せたり変色してしまっているところ)”が目立っている場合は、ヤケ直しという加工方法がございます。ヤケ部分とその周りの色合いを均等にする作業です。
※古い着物は、裏地も、そうとう変色していたりシミがあるケースが多いです。その場合は、仕立直しの際、新しい裏地に取り替えることもお勧めしております。



コーヒー豆着物_1


コーヒー豆着物_2

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松尾章子
専門家

松尾章子(着物コンサルタント)

万葉烏梅染しぎや

色にこだわり抜いた着物づくりの実績を積み重ねてきました。着物を着たご本人だけでなく、その姿を見た方の心まで豊かになる着物だと長年ご愛用いただいています。シンプルに着られる前結びの着付け教室も大好評。

松尾章子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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