POP広告をはじめ、多彩な販売戦略で企業や商店を売り上げアップへ導きます（2/3）

温もり感のある手書きPOP広告が人気

　POP広告クリエーターを中心とする団体「日本POPサミット協会」会長も務める安達さんは、「POP広告クリエーター資格試験」の問題作成や審査も担当。そんな安達さんが講師を務めるPOP広告講習は、パソコン講習、手書き講習ともに特長を活かした実践的な内容です。

　「ここ数年、エクセルやワードを使ってパソコンで描くPOP広告作成が中心でしたが、今また手書きの魅力が再評価されています。パソコン作成は見栄えよく奇麗に仕上がり、手書きは温もり感のある表現と説得力が特徴です。中でも、黒い画面にカラフルな蛍光マーカーで描くブラックボードPOP広告が人気です」

　小売店、スーパーなどの販売指導をする協会の、スーパーバイザー養成講座で講師を務めたり、各地の商店街連合会、各種問屋さんで、POP広告実習はもちろん、イベント企画・販売促進の提案セミナーを行ったりすることも。パン屋さん、酒屋さん、中華料理店などの個人商店、また外国語教室では、季節ごとのPRやサービス・商品開発などの相談を受けているそうです。

　「最近では、小売店の販売方法が、記念日などに関連づけて、ピンポイントで商品を売るミニセール（小売り出し）・ミニイベントにシフトしてきました。例えば、8月31日は野菜の日ですが、これをフックに「盛夏の青果市」で夏野菜をPRするといった感じです。ホームランを打つよりヒットを積み重ねるイメージでしょうか（笑）」。そんなミニセールに役立つのが、ミニツールのPOP広告なのだと安達さん。

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