人財力を「見える化」する
このところ年々ルールがかわり
スタートの時期が遅くなってきている就職活動。
先日、とある女子大での
就活生のための面接に強くなるための
印象やマナーやメイクのお話をしてきました。
もうかれこれ10年以上、
毎年この大学で就職活動の始まる時期の少し前に
担当させていただいてるのですが、
就活の時期はもちろんですが、仕組みも、
そして学生の傾向も変わっていますね。
面接は何のためにあるの?
面接って、なんのためにあるの?
私が就職活動をしていた20年以上前には
一社一社電話をしてアポイントをとり、
予定を確認して、、、、
などということは今の時代には、ほぼない。
ネットで様々なことが確認できるし、
問い合わせも申し込みも、
スマホがあれば簡単に知れるし、
しかも、手続きも楽チンになっています。
でも、
どんなに途中のプロセスがシステム化されても
どんなに簡略化をされても、
絶対になくならないのが「面接」
この仕組みは、変わらない。
きっとこの先も、変わらない。
きっと。
それは、なぜ?
こんな小さな疑問から、
今の時代の面接の意味や目的、
そして、面接に勝つ秘訣やポイント、
マナーの本来の意味や目的、
印象との関連性、
印象からみたビジネスマナーのスキルアップのコツ、
そして就活向けのヘアメイクの講義、、
と盛りだくさんなお話してきました。
印象は
ビジネススーツを着てサイズもびったり、アイロンもしっかり、
コーディネートもばっちり、TPOもわきまえて、、、ちゃんと着ていても
「いい印象として残る人」になることや、
相手に記憶されることには、、
残念ながらイコールではありません。+αのポイントが大事。
そのポイントは、まずはどんな自分であるか、
どんな人となり、何を伝えようとしているか。
「きちんとする」以外に伝わるものを。
「伝える」ことと、「伝わる」こと。
これがそろってコミュニケーション。
言ったことが伝わるわけではなくて、
誰が、何を、どう伝えるか、
それによって相手に「何がどう伝わるか」が変わります。
そして、ビジネスマナーがなぜ大切なのか。
「礼儀」という観点からだけでなく、
「印象に残る人」になるためには
印象とビジネスマナーは就活生にはとっても大切なもの。
ですが、「きちんとできればいい」というものではなくて、
差別化をつけるための印象に残すポイントや
コミュニケーションの質を変えていく使い方、
それぞれのビジネスマナーの「使い方」を変えてみる。
などもお伝えしてきました。
印象に残る人って、ただきちんとしていて
礼節がきちんとできている人、、、ということだけでは
物足りないんです。
ましてや、就活生はみなさんきちんとしてますものね^^。
それだけでは、「印象に残る人」「記憶に残る人」
にはなりにくいもの、かもしれません。
講義終了後にも個別のアドバイスの時間を取らせていただいたところ、
…かなり長蛇の列になり、対応全て終わったのが1時間半後。。
最後の方までお待たせしてしまいましたが、
「自分の魅せ方」のポイント、少しでもお伝えできていたら、、、
そして面接にのぞむ心構えが整っていったら、、、何よりです。
梅も、河津桜も、春1.5番も吹いたらしい今週。
しっとり雨の木曜日。
春まで、あと少し♪ですね。
魅力の総合演出家 斉藤典子