そもそも日本人は、「見た目」で判断する能力が高い

斉藤典子

斉藤典子

テーマ:印象・イメージについて

人は見た目ではない、とはいうけれど。。。
初めて会った人に対して、「今の人どんな人だったか?」と印象を尋ねると、
例えば「明るい人そう、優しそう、厳しそう・・・」と表現しますよね。
それを何から判断しましたか?と聞くと、
見た目、姿勢、表情、着ているもの、動き、仕草・・・などなど。。。
ほとんどが「視覚」から見えるコトで相手を判断していることがわかります。


   こんな印象の法則、耳にしたことありませんか?
       第一印象の重要性(メラビアンの法則)
         視覚    55%(見た目)
         聴覚他   38%(声のトーン、香り他)
         話の内容   7%(その時会話をした内容)

人は見た目ではないと言いつつも、
印象には、多くの人が「何を話したか」よりも、
最初は「視覚」情報がその人を伝える大きな手段になっているのがわかります。

ただし、この法則よりも・・・
実は日本人は「見た目」で人を判断している可能性がとても高いんです!!!!
と私は理解をしています。
 ※ホスピタリティが文化として海外からも認められる独特な日本人の文化が
  あるから、だと私は考えていますがこれについては、また後日アップします。

朝カフェ




人は見た目ではない、のウソ?ホント?


時々、私の仕事を「印象操作」と言われることが多いのですが、
私は・・・この言葉は腑に落ちません(笑)
確かに印象を扱っていますが、
印象を整えること、装い方を整えることは、
ただ単に、「自分をよく見せよう」と本来の自分ではない人につくり込むことではありません。
そもそも「持っているもの」を、きちんと伝わるカタチにすること。
視覚としては見えていないけれどご本人の中にあるものを「見える化」する過程です。

   
もちろん、「印象操作」のように、
つくり込むという意味合いが含まれることもできますが
365日、毎日をそう過ごすことは一般の方にはなかなか難しいことですし、
そもそもその装い方をすることで
「自分らしいコミュニケーションレベル」があがる、
「自分の可能性がどんどん広がるようなスタイリング」が
できるとも思えていません。

    
たった1枚の服でも、人生が変わるようなことがある。
それは、「自分に合ったスタイリング」になったとき。
決して、きちんとしたものを着ていればそんな変化があるわけでも
いいものを身につけていればそんな変化があるわけでもありません。

自分に合った=印象・イメージ、ライフスタイル、未来、値段、サイズ、選び方・・・。
「自分に合った」を選ぶポイントは、たくさんあります。



洋服を選ぶ前に。。。

   
私の個人のクライアントさんには、
自分STYLINGを作るために、
・ライフスタイルに合わせてどんな自分を魅せたいかイメージの方向性を決める
・それに対して似合うものをどう使うか
・自分の体に合った体型カバーの仕方をどうするか
・実際に今持っているものを確認して必要なものは揃える
・いろんなスタイリングをトライしてみて、コツをつかむ
こんなステップでフォローをしています。

印象は、ある意味いくらでも変えられます。

  
だからこそ、まず手始めには、「どうしたいか」。
これをシンプルに考えてみるところから始めるのが、第一歩。
初めて会った人とわかれたあとに、その方が誰かにあなたのことを話した時、
どんな人だった?と言われたいですか?
言わせたいですか?

それを意識して、今日の洋服を選んでますか?

    
   
魅力の総合演出家  斉藤典子

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斉藤典子
専門家

斉藤典子(イメージコンサルタント)

Atelier Lumiere

イメージコンサルタントとして活動しながら、外見力から伝わる力のある人材を育てる研修を担当。「伝える」を相手の心に届く「伝わる」力へ変える表現能力の独自の内容は、特に接客・サービス業などに好評を得ている

斉藤典子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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