あなたの洋服の「サイズ」は、本当に合ってますか?
服を選ぶ時の基準って、まずはどんなところを気にしますか?
仕事をしている方だと、
仕事のシチュエーションやオフの日の過ごし方にもよって
仕事用(例えばスーツが多い方)とオフ用がまったく装い方が違うと
必要なアイテムの幅や数が必要になるので、
コーディネートがうまくいかないというご相談もよくあります。
なので仕事着が優先になっていて
仕事着はあるけど、オフの日の洋服はほぼ適当とか、ね(笑)。
ゆっくりウィンドウショッピングをしたいけれど
そんな時間もあまり取ることができないという
40代起業家さんのご依頼の中にも
突然仕事絡みでカジュアルな装いで出かけるシチュエーションがきて
まともに着れるカジュアル服がないと、
慌ててご依頼のご連絡をいただく事も男女ともに時々あります。
購入の際にも、色とか値段、サイズとか以外にも
暑くてトップスの替えが少ないから欲しいアイテムをまず増やす、
とか色々選択の基準はあると思いますが、
決める時の優先順位の基準は、どんなことを気にされますか?
またその中でも、自分は何が優先されますか?
着まわししやすいモノを揃えたいというお客様の話
今の時期、バーゲンもあるので一気に揃えようと思うんです、
と先日コンサルにいらしたお客様のご希望に応え揃え方のお話から。
クローゼットも広くて、予算もたっぷりある!なんていう場合には
欲しいアイテムを揃えていくのもありですが、
そうそう経済的にも、スペース的にも自由度が高いという方も少ない。
その際には、やっぱり必要な時に、必要なモノが揃っていること。
着合わせ、着まわしがしやすいもの、があると便利ですよね。
またオフ用にカジュアルダウンさせて着れるビジネス服とか
ちょっとドレスアップさせてビジネス用にスタイルアップできるカジュアル服、
とかも取り揃えておくと、
同じアイテム数でもスタイリング数が増やせますしね。
そのためには取り揃えるときに、
まずは買う前に、どのシチュエーションの場所での
どんな自分のスタイリングをしようか「イメージを先にきめる」のも
コーディネート力をアップさせるコツのひとつです。
着まわししにくい理由を考えよう
手持ちのものがコーディネートしづらいという理由には
似合うモノを持っていないということ以外にも
・そもそも必要なアイテムがない
・素材や柄合わせがしづらいものが多い
・コーディネートしずらいアイテムしか持っていない
・スタイリングテーマが絞られていない
(持っているモノのイメージがバラバラ)
・必要なシチュエーションにあったものが揃っていない
・色合わせがしにくい、、、などなどが多くあがります。
イメージって簡単にいうと、
「元気な感じ」「明るい感じ」「優しい感じ」「しっかりした感じ」…とか
言葉で表すことが多いんですが、
自分の印象をどんな風に魅せたいかを具体的なイメージキーワードに
しておくことです。
はじめ慣れるまでは、誰か具体的な人物をイメージすると、意外といいですよ。
タレントさんとかでも自分が明るいイメージを持っている人を一人仮定をして
その人にコレは似合うかどうか、とか。
具体的な人をイメージとして考えにくかったら、
シチュエーションの過ごし方をイメージにしてみてください。
「オフの日だからカジュアルでいいやー」
とだけ漠然と選ぶと
なんだかボヤっとしたモノばかりが増えたりします。
「オフの日に出かけるさわやかな感じにするスタイリング」とか
「仕事の日のちょっと優しい女性らしいアイテムが欲しい」とか
イメージテーマを先に決めるのも、上手にお買い物をするコツです。
自分のスタイルテーマを決める
ちぐはぐな印象のモノが揃っていたりするだけで、
着まわしもしにくくなるので、モノだけ増えていきやすい。
また、
たまにしか着ないモノがたくさんあるクローゼットだったりすると
管理ができなくて、また気づけばモノだけ増えていく・・ということも
よくあります。。。
まずは自分のスタイリングテーマを決めながら選ぶ。
優しい感じ、明るい感じ、とか人物イメージにあったアイテムを揃えておくと、
そこからアレンジもしやすくなります。
例えばこの2つの花柄のイメージの違いはどんな感じですか?
1番
2番
同じ花柄というカテゴリーの中でも
1番は「かわいらしい」感じのイメージ
2番は「華やかな」感じのイメージに見えませんか?
こちらの柄の印象の違いはどうでしょうか?
1番
2番
1番はストライプでも安定感のあるしっかりした感じ
2番はストライプでもちょっと動きがあって線が細く優しい女性らしい感じ
なんて雰囲気が違いますよね?
カタチあるものは、必ずイメージって持っているので、
洋服も、色やシルエット、柄から雰囲気が作られています。
お洋服を選ぶときにも、
「これってどんなイメージかな?優しい?かわいい?」とか、
スタイルテーマを考えてみる練習から始めてみてください^ ^。
魅力の総合演出家 斉藤典子