子どもにとってどう映っているのだろうと考える
4歳になると運動機能や手先の器用さが発達して、3歳よりできることが格段に多くなります。スキップや片足跳び、ボール投げなど受験の課題になるような複雑な運動ができ、ハサミやペンといった道具を使うこともできるようになります。言語能力も向上するので表現の幅が広がって、出来事や自分の気持ちを伝えることが上手になります。
このタイミングで、小学校受験に必要なスキルを伸ばしていきましょう。基礎的な運動能力を判断される「お受験体操」の課題は、簡単にできて楽しいと感じるレベルまで身につけておきましょう。
手先の器用さに関しては、受験時にハサミ、ノリ、クレヨン、鉛筆、セロハンテープなどを使って、時間内にお絵かきや工作の作品を仕上げることが求められる場合もあるので、日常の中で何度も用具を使って慣れることが必要です。
家庭でできることも多いのですが、ペーパーテストやチームで課題をクリアする試験などは、小学校受験のための教室で体験するしかありません。絵を描いたり工作をしたりすることも、時間制限の中で仕上げるテクニックは、お家だけではなかなか身につくものではないので、専門の教育を受ける必要があるでしょう。