小学校受験の親の心得
小学校受験は、幼稚園でいうと5〜6歳の年長の秋にあるので、そのちょうど1年前にあたる4〜5歳の年中の秋頃に受験の準備を始めるのが一般的です。3歳児はまだ幼いところがありますが、4歳児にもなるとできることが増えてきます。小学校受験に向けての準備には、2〜3年かけたほうがいいとも言われています。4歳になる頃から行う小学校受験の準備はどのようなものかをご紹介します。
4歳児の小学校受験準備は早い?
1年後には小学校受験を迎えるので、年中(4〜5歳)の秋は、受験の準備を始めるのにはギリギリのタイミングといえます。年中は生まれ月によって4歳の子もいれば5歳児の子もいます。年中の秋まではまだ4歳児の子も多いので、受験準備を始めるのには早くはありません。むしろ、4歳の誕生日を迎える頃には準備を始めていたほうがいいでしょう。
なお、生まれ月の早い子は年少の早いうちに満4歳になります。4歳から小学校受験の準備を始めるとすれば、秋以降生まれの子どもが4歳の誕生日を待っていると最大でほぼ1年の差が生まれてしまいます。子どもの成長や個性にもよりますが、3歳頃から受験準備を始めるほうが場合によってはいいかもしれません。
3歳児にできることはそう多くはないので、身の回りのことを自分でできるようにすることから始めましょう。ほかには、少しずつ簡単にできる家事のお手伝いをさせて、手先の器用さを養っていきます。「できたらほめる」を繰り返して、やる気を高めていきましょう。さらに、4歳になるまでには数を20くらいまで数えることができるのが望ましいです。