小学校受験へ5歳児が目指すべき状態について
問題集に取り組めるようであれば、子どものレベルに合わせた問題集を使って、子どもが理解しているところ、苦手なところを把握しましょう。
苦手対策はだけでなく、理解して最初は解けた問題も、時間がたつと忘れてしまい解けなくなることがあります。繰り返し問題を解き、しっかり定着させることが大切です。
いろいろな問題集が発売されていますが、できるだけ薄い問題数を選ぶのがおすすめです。薄い問題集を1冊やり切ると達成感が味わえますし、「がんばってこの問題集を終わらせた」という成功体験が得られます。薄い問題集を何冊も使って、たくさんの達成感と成功体験を得るように努めましょう。
過去問題は、親が解いて傾向を探る
いろいろな小学校で過去に出題された問題を参考に、似た問題をご両親が作成して子どもに解かせてみましょう。
無料でダウンロードできる過去問題もあります。小学校受験では、どのような問題が出題されるのか、まずはご両親が見て確認してみると、家庭で何をどう教えればいいのかが見えてくるでしょう。
小学校受験の試験問題は、一部の学校を除いて公開されていません。書店やインターネットで販売されているのは、各受験スクールの先生が子どもたちに「どんな問題が出たの?」と聞きながら「こういうこと?」と予想を交えて作成したものになります。そのため、スクールによって過去問題が少しずつ違います。
こういう事情もあり、公開されていない学校の過去問題はあくまで参考にしかなりません。過去問題は親御さんがまとめて数年分を解き、学校ごとの傾向を探るために使いましょう。出題される問題の傾向を分析してから過去問題に似た問題を作り、練習することが大切です。