小学校受験を無事乗り切るための心構え

昌原貴弘

昌原貴弘

入試直前の準備や訓練だけでは構築できないものがある

小学校受験を無事乗り切るための心構え
「訓練されていない個性は野性である」という教育者の言葉がありますが、教育の第一歩は共に生きる、共生を学ぶことから始まります。

子どもたちが、初めて集団生活の訓練を受ける場所、社会性や協調性といった適応力を育む場所が幼稚園であり保育園です。また、そこに送り出す家庭の温かさが、いかに大切であるかは言うまでもありません。のびのびと育った子どもは学習面だけではなく、いろんなことに意欲を持って取り組みます。親子で掲げる、最初の大きな目標とも言えるのが小学校入試です。願書や面接で、家庭のすばらしさをアピールすることも可能ですが、入試直前の準備や訓練だけでは構築できないものがあると心得ておきましょう。

小学校入試に関する情報は、学校側からほとんど開示されることがありませんが、学力のみで合否が決まるわけではありません。ただ合格するためだけではない経験を、親子で積んでいきましょう。受験を目指して一緒に貴重な体験をする機会、すべて子育ての一貫であると捉えてはいかがでしょうか。合格の2文字に対して熱くならず、小学校入学後の勉強の基礎を身に付け、同時に意欲、表現力、協調性、社会性を育む時間を過ごしましょう。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

昌原貴弘
専門家

昌原貴弘(小学校受験教室の運営代表)

ICT教育の小学校受験 しながわ・目黒こどもスクール

最先端の指導教材ICT教育を活用し、先進的な教育指導法を提案する小学校受験教室。代表自身が出版社で培った経験とデータをもとに父母へ受験情報を発信。時代と共に変わる小学校受験の指導教材も開発している。

昌原貴弘プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

ICTを活用した小学校受験指導や最新の受験情報を発信

昌原貴弘プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼