共働き家庭は効率的に受験対策を進める傾向に
絵本の読み聞かせは幼児の発達に欠かせないばかりか小学校受験にも役立ちます。絵本を選ぶ際に小学校受験の学習を意識した選択をすることで、お子さんの発達にとっても受験対策として効果的な読み聞かせの時間をつくることができるでしょう。
絵本の読み聞かせが重要な理由
「小学校受験対策で絵本の読み聞かせが大切」ということは、耳にしたことがあるのではないでしょうか。絵本の読み聞かせが大切な理由は2つあります。1つは幼児の発達にとって絵本の読み聞かせが重要であるという点、もう1つは絵本の読み聞かせ自体が小学校受験対策になるという点です。まずは、絵本の読み聞かせが幼児期の発達に与える影響を見ていきましょう。絵本の読み聞かせにはいくつかメリットがあります。
【感情が豊かになる】
絵本は絵が中心のお話です。幼児は言葉の意味をまだあまり知らないので、絵本の世界の中に入り込み、登場人物になりきって、一緒に喜びや悲しみなど多くの感情を体験することができます。その結果、感情が豊かに育ちます。
【親子の愛情が深まる】
読み聞かせの際に、子どもが親の膝に座るなど自然とスキンシップが生まれます。また、親の声で読まれるお話は子どもに安心感を与えます。幼児期は親子の愛着関係が非常に大切です。絵本の読み聞かせが、親子の愛情を深めるきっかけになるでしょう。
【言葉や表現力を養う】
絵本を読み聞かせしていると、子どもが面白いフレーズを何度も口にしたり、わからない言葉の意味を聞いてくることがあります。こういったやり取りを通じて、子どもは初めて出会った言葉を次々と自分の使える言葉にしていきます。
【知識が身につく】
絵本には科学的な内容に特化したものや、しつけ絵本、昔話など、多くのジャンルがあります。自分が今まで知らなかったジャンルの本に触れることで、自然と新しい知識を身につけることができます。
◆次回◆絵本が小学校受験にどのように役立つのか