小学校受験にかかる費用②

昌原貴弘

昌原貴弘

テーマ:小学校受験の基礎知識

小学校の受験費用、その他出費について

小学校受験にかかる費用
①受験料
私立小学校の受験料は、1校当たり2万円~3万円が平均額。国立小学校の受験料(検定料)は、1校当たり3,300円(一次1,100円+二次2,200円)程度となります。経験上ひとり当たり3~5校併願されるご家庭が多いため、私立3校+国立1校を受験するのであれば、交通費などの諸経費を含めて8万円と見込んでおくとよいでしょう。

②その他(服装諸々)
小学校を受験する際には、親子のスーツやカバンを新調したり、願書用の写真撮影をプロに頼む場合があります。この費用は、人によってかける金額にかなりバラつきがあるため平均を出すのは難しいですが、仮に「スーツ10万円+カバン5万円+写真1万円」とすると16万円となります。もちろんスーツやカバンは、ご自宅にあるもので済ませたり、写真撮影も証明写真用の撮影機械で済ませたりすれば費用は浮きますが、多くの方はこういったところにもお金をかけられているのが実情です。

まとめると、年少児の秋(2019年11月からと家庭)から2年間教室に通い、2021年11月に受験した場合は、平均で160~170万円程度が目安。そこに弱点補強などのために他の習い事もする場合や、諸々の出費を合算すると300万円ほどになる可能性があります。受験対策を万全に行うためにあらゆる対策を講じた結果、最終的に300万円ほどになったというのがネットなどで広く知られていますが、これは正しい意見と言えるでしょう。

◆次回◆小学校受験の気になる学校選び

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昌原貴弘
専門家

昌原貴弘(小学校受験教室の運営代表)

ICT教育の小学校受験 しながわ・目黒こどもスクール

最先端の指導教材ICT教育を活用し、先進的な教育指導法を提案する小学校受験教室。代表自身が出版社で培った経験とデータをもとに父母へ受験情報を発信。時代と共に変わる小学校受験の指導教材も開発している。

昌原貴弘プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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