小学校受験で準備すること

昌原貴弘

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テーマ:小学校受験の基礎知識

準備期間はどの学齢の受験でも同じ

小学校受験で準備すること
小学校受験を目指すご家庭の保護者の方は、中学・高校・大学などで受験を経験された人も多いと思います。大学の受験勉強は高校2年生か、早ければ1年生から。高校の受験勉強も中学2年生か1年生から始めます。中学の受験勉強は、大体小学4年生頃から始めるご家庭が多く、一般的に中高大の受験勉強期間としては、2~3年間ほどかけていることになります。小学校受験も例に漏れず、年少の11月頃から始められるケースが多くなっています。入試本番から逆算をして約2年前から学習を開始するというのが、小学校受験における学習期間の目安と言えます。

小学校受験のペーパー問題集

小学校受験は、中高大の受験と違ってペーパーでの試験だけではなく、体操・行動観察・絵画・制作・口頭試問(面接)など多岐にわたります。ペーパーテストに関しては過去問題集や参考書が販売されています。通販サイトなどでも購入可能で、ひと昔前に比べれば入手しやすくなりました。ただ、他の学齢の受験と違って小学校受験用の問題集は、絶対的に種類が少ないことが致命的と言えます。種類が少ないために出版年度やイラストが古い教材も多く、市販教材だけではいずれ物足りなさを感じることになります。よって、ある時期から受験対策のための教材は、幼児教室が独自に作成したプリントが中心となってくるでしょう。ただ、幼児教室によっても自作プリントの質や作成方法も様々です。市販教材や幼児教室の作成した問題集を切り貼りしたようなプリントを使用しているケースもありますから、実際に入会前に確認をしておかなければならない注意点となります。

◆次回◆家庭学習の留意点

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昌原貴弘
専門家

昌原貴弘(小学校受験教室の運営代表)

ICT教育の小学校受験 しながわ・目黒こどもスクール

最先端の指導教材ICT教育を活用し、先進的な教育指導法を提案する小学校受験教室。代表自身が出版社で培った経験とデータをもとに父母へ受験情報を発信。時代と共に変わる小学校受験の指導教材も開発している。

昌原貴弘プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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