筑波大学附属小学校受験対策【②志願者数推移と第1次選考出願の流れ】

昌原貴弘

昌原貴弘

テーマ:小学校入試情報

筑波大学附属小学校の志願者数推移


<筑波大学附属小学校の過去10年の志願者数推移>

●2019年度入試(2018年秋実施)
応募者数:男子2,032名 女子1,662名 計3,694名
(第1次選考通過率)男子49% 女子56%
第1次選考通過者:男子996名 女子930名 計1,926名

●2018年度入試(2017年秋実施)
応募者数:男子2,043名 女子1,727名 計3,770名
(第1次選考通過率)男子48% 女子58%
第1次選考通過者:男子980名 女子1,002名 計1,982名

●2017年度入試(2016年秋実施)
応募者数:男子2,034名 女子1,783名 計3,817名
(第1次選考通過率)男子51% 女子59%
第1次選考通過者:男子1,038名 女子1,052名 計2,090名

●2016年度入試(2015年秋実施)
応募者数:男子2,118名 女子1,867名 計3,985名
(第1次選考通過率)男子45% 女子53%
第1次選考通過者:男子953名 女子989名 計1,942名

●2015年度入試(2014年秋実施)
応募者数:男子2,097名 女子1,867名 計3,964名
(第1次選考通過率)男子46% 女子57%
第1次選考通過者:男子965名 女子989名 計1,954名

●2014年度入試(2013年秋実施)
応募者数:男子2,171名 女子1,910名 計4,081名
(第1次選考通過率)男子44% 女子52%
第1次選考通過者:男子956名 女子993名 計1,949名

●2013年度入試(2012年秋実施)
応募者数:男子2,191名 女子1,981名 計4,172名
(第1次選考通過率)男子46% 女子54%
第1次選考通過者:男子1,008名 女子1,070名 計2,078名

●2012年度入試(2011年秋実施)
応募者数:男子2,052名 女子1,840名 計3,892名
(第1次選考通過率)男子50% 女子59%
第1次選考通過者:男子1,027名 女子1,086名 計2,113名

●2011年度入試(2010年秋実施)
応募者数:男子2,354名 女子1,970名 計4,324名
(第1次選考通過率)男子45% 女子54%
第1次選考通過者:男子1,059名 女子1,064名 計2,123名

●2010年度入試(2009年秋実施)
応募者数:男子2,333名 女子1,973名 計4,306名
(第1次選考通過率)男子44% 女子54%
第1次選考通過者:男子1,026名 女子1,066名 計2,092名

志願者数はここ10年で若干の減少はあるものの、毎年およそ4,000名程度が志願する人気ぶりです。第1次抽選通過率は、通過者数(受験者数)を1,000名程度に限定する目的であり、志願者数に比例して増減があります。女子の方が若干通過率が高めとなっているのも、単純に志願者数が多いか、少ないかによるものです。

筑波大学附属小学校の第1次選考出願の流れ

筑波大学附属小学校は、都内の国立小学校では唯一学校説明会や見学会をおこなわない小学校です。入試スケジュールについては、小学校ホームページをこまめにチェックしながら行動しなければなりません。募集要項の公示は例年9月1日。募集要項には入試合格までの全日程が記されています。ご父母は何かと来校する機会が多いので、この時点でスケジュールをよく把握しておくといいでしょう。
※募集要項の見方については、ひとつ前のコラムひとつ前のコラムを参照。

募集要項公示の約1カ月後、ご父母が最初に小学校に向かうのは、10月初旬の願書配布です。2019年度入試は3日間の配布期間が設定されていましたが、それ以前は予備日も設定されていました。期間内に願書を取得するだけですから、子ども連れの方も大勢いらっしゃいます。その翌週には願書を提出(郵送出願)することになりますが、他の国立小学校と違って第1次抽選前の段階で「志願理由」を記入することになります。志願理由については大勢の方が作成に頭を抱えます。なぜなら、上で触れたように学校説明会をおこなわない小学校なので、数少ない学校情報の中から文章を組み立てなければならないためです。小学校ホームページの情報量はお世辞にも多いわけではありませんから、単なる憧れだけでは満足に筆は進まないことが想定できます。役に立つのが、願書配布の際に販売されている「学校案内」。教育活動のねらい、学校生活の様子、若桐会の成り立ちなどが生徒の生き生きとした姿とともに紹介されている、志願理由作成の隠れた必需品と言えます。取得から提出までは約1週間の猶予があります。期限内に仕上げた願書を無事に、郵送できれば第一段階はクリアーです。その後、約3週間後の第一次選考抽選に備えて入試対策の日々を送ることになります。

◆次回◆筑波大学附属小学校の第1次選考抽選についてもっと詳しく

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昌原貴弘
専門家

昌原貴弘(小学校受験教室の運営代表)

ICT教育の小学校受験 しながわ・目黒こどもスクール

最先端の指導教材ICT教育を活用し、先進的な教育指導法を提案する小学校受験教室。代表自身が出版社で培った経験とデータをもとに父母へ受験情報を発信。時代と共に変わる小学校受験の指導教材も開発している。

昌原貴弘プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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