創作舞踊〜日本大学芸術学部〜
《おさらい会写真》
第 九回尾上菊右佐おさらい会の写真が届きました。一枚ずつ引き伸ばして額に入れてくださいました。
舞台で踊る姿は目に力が入り生き生きとして、踊る前に屏風でポーズをとる姿は満面の笑みです。
(ぼかしを入れています)
《舞台》
日本舞踊は舞台の上で披露し終わると、形としては残りません。観ている方が着物が綺麗とか、所作が美しい、日常から離れて夢の中みたいだったなど感想が届きました。この感想こそが出演者の励みと支えになります。
《写真》
写真やビデオはありのままで、至らないところを突きつけられることになりますが、舞台の時を思いふける時ともなりました。
《着付け》
いわゆる発表会とは違い、ヘアセット以外は自分たちで用意をするおさらい会では、着付けまでも自分達で仕上げます。振袖や訪問着、帯結びも男踊りの後見や文庫などの飾り結びまで、踊りに合った結びをします。私と名取の弟子が中心に、中学生になりたての弟子までもが補助に入ります。
《手つくりの会》
踊りに合わせて、着物やヘアセット、帯結び、扇子、小道具などを選び、正に手つくりの会です。
専門家に頼めば、特に着付けは楽になることがわかっていますが、あえて自分達でてがけることで大切にしたいと思っています。
《着物》
出演者の写真が並ぶことで、それぞれの着物の美しさや華やかさに気付きがありました。
日本舞踊を教えるにあたり、この着物という日本文化も大切に、綺麗なものとして伝えていきたいと切に思います。