御影石の種類（ブラウン・赤・黒系）

濃い色の御影石で空間にアクセントを付ける

日本で採掘されている御影石は白からグレー系の物が多いですが、海外の御影石にはブラウンや赤、黒系などの日本では採掘されないカラーもあり、また違った雰囲気を出したい人に人気です。

その中には、サファイアブラウン、チャイナブラック、ニューインペリアルレッド、カレドニア、ラステンバーグ、ロイヤルブラック、ディアブラウン、ブラックギャラクシー、エメラルドパールなどがあります。御影石はカラーや模様によって様々な種類があるので、好みの御影石の種類を探してみるというのも楽しいのではないでしょうか。

それぞれの御影石の特徴

ブラウン・赤・黒系の御影石の一部の種類ではありますが、特徴を紹介します。

●サファイアブラウン…青みがかった黒の地色に茶色の模様
●チャイナブラック…黒地に粒状の濃いグレーの模様
●ニューインペリアルレッド…濃い目の赤茶色の地に粒状の黒い模様
●カレドニア…薄いブラウンの地に黒と薄いベージュの粒状の模様
●ラステンバーグ…濃いグレーに粒状の黒い模様
●ロイヤルブラック…黒の地色に濃いグレーと少量の白い粒状の模様
●ディアブラウン…濃い目のブラウンの地色に緑がかったブラウンと少量の白い粒状の模様
●ブラックギャラクシー…黒い地色に黒粒が全体に馴染んでおり、ごく少量の白い粒が入った模様
●エメラルドパール…黒い地色に少し大きめの濃いグレーの粒とごく少量の小さい粒が入った模様

他にもたくさんの種類の御影石があります。
天然石は種類が一緒でも同じ模様のものは一つとしてありません。こだわり派の人は自分好みの石が見つかるまで探す方もいるようです。

濃い色の御影石はポイント使いがオシャレ

色味が強い御影石をリフォームで使おうと考えているのであれば、空間の全体を濃い色で統一するも良いですが、部分的に使う方がコスト的にもデザイン的にもバランスが取りやすいです。

濃い色で全体を統一してしまうと、デザインに飽きてしまうこともありますし、個性的な印象が強くなって家全体から見ると浮いた雰囲気になってしまうこともあります。
それよりは、全体的をシンプルな雰囲気にまとめつつ、カラーの入った御影石を使うと高級感を持たせつつ、オシャレな雰囲気を出すことができます。

こだわりで濃い色で全体を統一する場合は、デザインと共にコストの部分でも業者さんと相談しながら慎重に進めたほうが良いでしょう。