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御影石の種類(白・ベージュ・ブルー系)

小林正昭

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テーマ:御影石

御影石にもカラーや柄によって種類がある

石材として人気の高い御影石には、カラーや柄によって様々な種類があります。日本で産出される御影石の多くは白や濃いグレーなどモノクロ系が多く、他の部屋との統一感も取りやすいので人気があります。

白・ベージュ・ブルー系の御影石には、ロイヤルベージュ、ラベンダーブルー、ルナパール、グレイズホワイト、ピンクポリーノ、バニラホワイトなど種類があります。もちろん、挙げたもの以上にたくさんの御影石の種類があるので、気に入った色や模様を探してみてはいかがでしょうか。

色味や模様の種類によって名称が決まっているのですが、天然石なので同じ模様が一つもないのも御影石の魅力です。

実際にリフォームに使う際には、どんな色でどんな模様の物が良いのかを知っておくと、業者さんとの話もスムーズに進むはずです。

御影石の種類と特徴

御影石にはさまざまな種類があるという話をしましたが、その中でも人気の御影石の特徴を紹介します。

●ロイヤルベージュ…細かい粒状の白とベージュとグレーの模様
●ラベンダーブルー…青みがかった薄いグレーの地色に濃い目のグレーと黒の粒状の模様
●ルナパール…白地が少し多めで、粒状の黒とグレーの模様
●グレイズホワイト…薄いグレーの地色に細かい粒状のベージュと濃い目のグレーの模様
●ピンクポリーノ…薄いピンクがかった地色に粒状の白とグレーの模様
●バニラホワイト…薄いベージュの地色に粒状の濃いベージュとグレーの模様が流れるように入っている

もちろん、御影石はこの他にもたくさんの種類があります。自分のお気に入りの御影石を見つけて、リフォームの素材に選んでみてはいかがでしょうか。

天然石由来の2つとない模様を楽しむ

御影石は天然石であるがゆえに、同じ種類の名前が付いている御影石でも全く同じものは2つとありません。その微妙な表情の違いが、高級感につながっているといっても過言ではないでしょう。

御影石は粒状の模様が特徴ですが、その粒の大きさや粒の入り方によって印象も随分と違うものになるのです。

業者さんに御影石でのリフォームをお願いした場合、同じ種類の石を揃えてくれるはずです。しかし、一部が壊れ、補修などをする際には、同じような柄の御影石が見つからないということもあります。

壊れた時に備えて、多めに石材を購入し、保管しておくという方もいるほど、なかなか似たような柄を見つけるというのも苦労があるようです。費用的に余裕のある方は、こういったことも検討してみてはいかがでしょうか。

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小林正昭
専門家

小林正昭(一級建築士)

株式会社ジャストン東京

石材に関わるあらゆる工事を担当。リフォームやインテリア、修理や洗浄、家具の制作など、幅広い依頼に対し、予算や希望に応じてきめ細かな提案を行う。墓地や霊園、供養の情報にも詳しく、相談を受け付けている。

小林正昭プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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