御影石の種類(ブラウン・赤・黒系)
水に強い御影石なら屋外でも安心
御影石は花崗岩や深成岩とも呼ばれ、日本でも産出される石材です。独特の高級感がある模様は長年多くの人を惹きつけ、水に強く濡れてもシミになったりしないので、昔から外壁や墓石などにも使われてきました。
「天然石は屋外にあるものだから、屋外で使っても問題ないのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。例えば、大理石などは吸水性が高く、水を含むとシミになったりしてコート無しでは屋外で使うには難しい材料です。
だからこそ御影石が屋外で使われる石材として人気なのです。日本で産出される御影石は産地によって名前が付いており、ブランド化されています。比較的手頃な価格で販売されている御影石は海外からの輸入品などが多いようです。
家の顔である玄関を御影石で華やかに
人を家に招いた際、お客さまが最初に目にするのはアプローチと玄関です。だからこそ、こだわりのデザインでリフォームするというのもいいのではないでしょうか。
玄関やアプローチは雨や雪が降ったりした時には、一番汚れてしまう場所でもあります。だからこそ、掃除がしやすく美しさが保たれやすい素材を選びたい所だと思います。
デザイン性と掃除のしやすさ、維持のしやすさを実現できるのが御影石なのです。
前述もしましたが、御影石は水に強いので雨が降ることもそれほど気にしなくて良いのが魅力です。アプローチも玄関同様に外からの泥などで汚れがちです。御影石なら汚れた時にも水を使って掃除ができますし、キズが付きにくく光沢も失われることが少ないというメリットがあります。
綺麗に保ちたいなら保護コートはしておきましょう
御影石は硬いのでキズにも強く、水にも強いという話をしましたが、何もしなくてもいいというわけではありません。
放っておいて水垢で光沢が失われてしまった例も少なくありません。雨が降ったら水を拭き取るのは玄関だけなら可能だとは思いますが、アプローチまでも拭き取るのは難しいので、防水コートをしておきましょう。また、コートも経年劣化するので、数年に一度防水コートをかけ直しましょう。
また、屋外の掃除には高圧洗浄機を使う人も多いのではないでしょうか。高圧洗浄機で御影石を洗えるのかという点も気になる所ではないでしょうか。高圧洗浄機は汚れが綺麗に落ち、使い勝手が良いですが、その名の通り御影石に高圧がかかるので弱い部分に強く当てると割れる可能性があります。
硬いから大丈夫だと過信することなく、気を付けて使うようにしましょう。