TODAY関数(初心者向け)
【第5弾】現場でよく使っていたExcel関数をご紹介します。
今回は【ROW関数】
セルの行番号を求めるための関数となります。
ROW関数の書き方は
=ROW(行番号を調べたいセル)
下記のように[A2]セルを指定してみると
[A2]セルの行番号は「2」となるので、「2」と返ってきます。
カッコ内を空白にすると、関数が入力されたセルの行番号を自動で持ってくるため、同じ結果となります。
ROW関数を使う機会として、表の項番を振るときに便利です。
例えば、以下のようなフルーツの一覧があったとします。
A列の項番を手入力している場合、途中に行を追加したり、削除をすると項番がずれてしまいます。
毎回採番しなおすのは手間になるため、ROW関数を使ってみましょう。
「=ROW()」で「2」が返ってくるので、そこから1引いた値を項番として設定したいので、
=ROW()-1 と入力すると。
項番に「1」が出力されました。
下記のように途中に行を追加しても自動的に採番するので、手直しが不要になります。
Excelで表を作成する機会は多く、他の関数と比べると簡単なものなので、ぜひROW関数を活用してみてください。